40万キロのランクル80ハチマルを高く売る方法 果たして【高く】売れるのか?

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40万キロのランクル80ハチマルを高く売る方法 果たして【高く】売れるのか?

40万キロのランクル80を高く売る方法 果たして【高く】売れるのか?

日本の市場に本格派の4WDが少なくなってしまった今、未だにその姿を見ることができる「ランクル80」の存在は大きいものがあります。以前は日本にもスズキジムニーやランクル70などの本格派オフローダーが存在していましたが、時代の流れと共に、その雄姿は年々見る機会が減ってしまっています。その代わりに、SUVと呼ばれる、ラクジュアリー性を備えた、タイヤの比較的大きなタイプの車が主流となっています。これは世界的な傾向ですし、開発して製造すればメーカーは売れるとわかっているのですから、この路線はしばらく続くものと思われます。

ランクル80の歴史を少し

ランクル80はランクル60シリーズの後継として、平成元年の末に発売されました。当時のフラッグシップカラーは、今ではあまり見ることのないウルトラマンカラーでした。(シルバーの本体にオーバーフェンダーとドア下がレッドのツートンカラー)エンジンは三種類ラインアップされていました。4200のガソリン3F-E、4200のディーゼルターボ1HD-T、そして4200ディーゼルのノンターボ1HDでした。当時は自動車税がまだ高いという認識もあって、ガソリン車はそれほど売れませんでしたが、その代わりに1HD-Tが飛ぶように売れました。私が現場で見ていた感覚では、8割以上がVX-LTD、1HD-Tだったように感じています。ちなみに変わり者の私は1HD-TのVXの5速に乗っていました。これはそこそこ珍しい車で、パッと見はドアミラーがメッキであることで見分けがつきます。実は私は根っからの変わり者なので、GXよりも珍しい「スタンダード」というのが欲しかったのでしたが…。
ランクル60は脚回りは4輪リーフでしたが、ランクル80は脚回りに4輪コイルを採用しています。また、ランクル史上初となる、フルタイム4WDを採用しています。このあたりは、乗り心地と高速安定性など、やはりメーカーとしては改善しなければならない箇所だったのかもしれません。私のような4×4マニアは、これらの変更がかなり悲しかったのを思い出します。しかしこれは、大きくなってしまったボディーをいかに安定させるか、ということを考えた末の結論だったようで、このようなフルタイム4×4システムを採用することにより、大きなボディーを安定して走行させることができる、そして更には、副変速機にセンターデフを機械的にロックするシステムを搭載することによって、パートタイム式と同等の走破性を確保しているということを、私は後になって知りました。更にメーカーオプションでは前後アクスルのデフロックも用意されており、実はこの車はオフロード性能を捨ててはいないばかりか、粘りのあるディーゼルエンジンとの相性が、オフロード性能を更に強固なものとしているとの印象へと至ったのです。

私のハチマル歴

私は当時、ランクル40を持っていましたが、この80を無性に欲しくなってしまいました。ハチマルを販売していたディーラーに勤めていたことがいけませんでした(笑)。発売当初はとても人気があり、オーダーが殺到、ミッション関係の生産が追い付かないとかで、セルシオほどではありませんでしたが、オーダーを受けてから、納車までは約半年ほどかかりました。そんな中で安月給をはたいてHDJ81V、VXの5速にデフロックをオプションで付けたものを購入、その大きさに戸惑いながらも、毎週洗車に明け暮れたものでした。しかし、時々ディーゼル車問題が取り沙汰されることも多くなってきたことに少々の懸念を抱いていました。そんな中、92年の8月に4000ccのガソリンエンジンが新開発DOHCの1FZ-FE型、ツインカム24の4500ccに代わったので、これに買い換えました。この時が、私の人生の中で最も充実していた時期です。私は実家暮らしでしたし、給料は手取りで15万もありませんでしたが、親の力を借りるでもなく、毎日弁当を作り続け、趣味を車だけに絞り、付き合いもせず、月に10万以上の支払いを続けていました。発売当初のモデルは若干ブレーキが甘い感じがありましたが、FZJ80Gでは、その辺りは解決されていました。この車で高速道路を走った時の加速感と静けさは、今でも忘れることができません。あっという間に時速100キロを超え、いい気になって走っていると、30キロも走らないうちに、ガソリンのレベルゲージが下がり出し、これは大変な車を買ってしまったな、などと思ったものでした。結局価値が下がる前に売ろう、という事になり、結構な価格で売却し、そのお金で不動産を買う準備を始めたというのが顛末でございます。

ランクル80の価値

発売から30年経過しようとも、ランクル80の存在感は、中古車市場の中で光り輝くものがあります。今の時代、車はどんどんとラクジュアリーに向かって突き進んでいます。その一方で、私のような、昔を懐かしみ、絶対にハチマルじゃなきゃダメだ、というランクル80信者がいるのも、また事実です。これは、お客様だろうが、お店の人だろうが、買い取り業者の査定の担当者だろうが、中古車販売店の社長さんだろうが、同じです。ランクル80はこのように、日本における四輪駆動車の歴史を堂々と刻み、未だに信者の心の中に生き続けています。ランクルは元はといえば、海外で人気に火が付いた車ですから、同様に海外にも根強い信者がいます。彼らは壊れていようがオイルが漏れていようがぶつかっていようが、そして例え40万キロ走っていようが関係なく、ランクルそのものを愛してくれています。状態や走行距離などは様々な状態があって当然、ランクル80は存在そのものに価値があるのです。ただ、売る側で気を付けなければならないのは、この価値をわかってくれる人と出会う事の重要性、必要性です。ランクル80の価値がわからない人は、走行距離や状態だけを見て買い叩こうとしてくるでしょう。通常の買い取り業者はそこそこの相場観を持って買い取りをしていますが、走行距離が伸びてしまったランクル80を高く売ろうとするなら、価値がわかる人がいそうな所に、沢山の人にオファーをする事が大切になってきます。様々な買取業者がありますが、私がお勧めするのは、ニッチなニーズと地元密着に特化したカーセンサーです。是非こちらで、あなたのランクル80の価値を確認してみてください。

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