燃料給油ランプと走行距離の関係 ガソリンランプ点灯後、どの位走ることができますか?
燃料給油ランプと走行距離の関係 ガソリンランプ点灯後、どの位走ることができますか?今、車の中でこちらのサイトをご覧になっている方も多いのではないでしょうか。ガソリンの残量を示す燃料給油のランプが点灯し、次はどこにスタンドがあるか、あとどの位走ることができるのか、心配になっている方へアドバイスさせていただきます。
車両保安基準があった!
日本には独自の「道路運行車両の保安基準」があります。例えばバック時にはバックランプが点灯しなければならない、というような決まりです。燃料の残量と、燃料警告ランプについても、この中で日本独自の決まりが定められています。普通車の場合は、燃料ガソリンの残量がおおよそ10リットルになると、燃料計の針がEの上になり、燃料給油ランプが点灯するようになっています。日本車はおおむね、燃料給油ランプが点灯してからも、50Kmは走ることができるように作られています。
外車は違う
例えばウインカーの色は橙、ブレーキの色は赤、というような決まりは、世界共通の基準です。しかし、燃料の残量と燃料給油ランプ点灯時期のタイミングについての設定は、日本独自のものです。外車の場合は、針がEになってしまうと、それは燃料がない、ゼロであることを意味します。外国車を検討している方はご注意下さい。
お出かけの際は要注意
燃料給油ランプが点灯したら燃料を入れればいい、と思っている方が多いと思います。通常地元で生活しているのであれば、その考え方で間違いありません。しかし、行楽に出かけて、見知らぬ土地で給油をするような場合には、もっと早く対応した方がいいでしょう。ガソリンスタンドは24時間営業のスタンドが多くなりましたが、地方に行けば行くほど、まだまだ個人で営業しているスタンドが多くあります。私はタンクローリーの運転手をしていたのでよくわかりますが、個人経営のお店の場合は、朝は7時から、夜も10時位で閉まってしまう所が殆どです。夜中に警告ランプが点灯し、スマホで近くのスタンドを探してみても、朝の7時までは給油することができません。高速道路には50キロ位の間隔でスタンドがある場合が多いですが、こちらも要注意です。一つの例として、山形道の寒河江PAにあるスタンドは、24時間営業ではありません。夜は10時で閉まってしまいますので、要注意です。
大切なこと
運転していると、本当に様々な状況があると思います。燃料を入れたかったけど、とても混んでいるので次にしようと思ったら、しばらくスタンドがなかったとか、トイレを優先させるあまり、給油の列に並べなくなってしまったとか、いろいろあるでしょう。でも、燃料がなくなり動けなくなってしまうと、他の車にも迷惑をかけますし、お金もそれなりにかかりますし、処置に時間を取られて旅行のスケジュールも大幅にくるってしまう事でしょう。これらのデメリットを考えた時、例えメンドクサイと思っても、ガソリンが燃料計の三分の一程度を指したら給油をするように心がける癖を付けましょう。これが、あなたのドライブを快適にする一つの方法です。