自動車任意保険 一括見積サイトを使ってみました。 アメリカンホームからの乗り換えはいかに?

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アメリカンホームダイレクト 任意保険が継続できない 問題点と具体的な対処方法

アメリカンホームが継続できない

 私のランクル40の自動車任意保険は、当初は千代田火災で契約していましたが、保険料が高く、10年ほど前からアメリカンホームを利用していました。しかし、日本市場で頑張っていたアメリカンホームが、諸般の事情により、日本市場からの撤退を表明し、やむなく私も任意保険を乗り換えなければならない事に。アメリカンホームは、後継の保険会社としてソニー損保を紹介してくれましたが、この機会にということで、私も任意保険の一括見積もりサイトを使って、任意保険料を調べてみることにしました。

ディーラーで入る任意保険が高い理由

 自動車の任意保険には、大きく分けて二つのタイプがあります。代理店型と通販型です。代理店型の場合は、全ての手続きを代理店を通して行います。継続のお知らせや継続の手続きなどは、全て代理店を通して行うということですね。具体的には、自動車ディーラで車を買い、勧められるがままに任意保険に加入した場合が、このケースになります。この場合保険会社は、ディーラーに対して取り扱い手数料を払っています。私はかつて自動車ディーラーで営業をしていましたが、その際に新規の自動車保険契約を何件か獲得しました。そうすると、保険の売上額の数パーセントを実績給としてもらえたのです。私は車の販売台数がそれ程ではありませんでしたので、会社からの台数に対する実績給はわずかばかりのものでしたが、中古車マイカーセンターに所属していたため、販売台数に対する自動車任意保険新規販売率はかなり高く、この、自動車保険の実績給はかなり助かりました。この費用は誰が負担しているのかと言えば、まさしく保険契約者である私たちが負担していたのですね。それだけ、コスト的にも高いのですが、それとは引き替えに安心を買う、という考え方ができるのであれば、納得して加入してもいいのかもしれません。

ダイレクト型が安い理由

 一方で、通販型のダイレクト自動車保険は、保険会社とダイレクトに契約をします。また、事故が発生した際にも、ダイレクトに連絡をするようになります。このようにすることで、代理店に支払う代理店手数料が節約でき、その分、私たち契約者への負担が減るという構造です。全てはインターネットや電話を通じて、保険会社との直接のやりとりとなりますが、その分、契約保険料が抑えられるのはとても大きなメリットです。

一括見積もりサイトとは?

 自動車保険の会社を換えようと思っている方達には、共通した「願い」があります。それは、「保険料が高いので、安くならないか」との願望です。先ほどご説明した通り、任意保険料を安くするためには、代理店型から通販型へ乗り換えるのが一番の得策です。しかし、通販型の自動車保険会社は、現在数が増えてきているのと同時に、各社が様々な特徴を持った商品を販売していますので、各社に電話をして、全ての会社に見積もりをお願いするのには、とても時間がかかります。その私たちの手間を減らしてくれるのが、自動車保険の一括見積もりサイトなのです。私たち契約者は、今の契約の内容や、自動車の型式、年式、走行距離や一年に走る距離などを「一度だけ」入力することで、複数社の自動車保険会社に見積もりをお願いする事ができます。返事はメールで来ますので、煩わしさもありません。

早速使ってみる

 私も早速、こちらの自動車保険一括見積もりのサイトを使ってみました。自動車任意保険の見積もりには、かなりの情報を提供する必要がありますが、入力は一度だけなので、大変助かります。こちらの一括査定サイトでは、一度の入力で最大20社からの見積もりを取ることができますが、私がこのサイトを使う目的は、「保険料を安くしたい」ということですので、ダイレクト型の保険会社に絞って、見積もりをしようと思いました。このように、一括見積もりのサイトを使う場合は、どうして今の保険会社から乗り換えようと思っているのか、その理由を明確にしておくといいでしょう。

早速返事が来た

 入力して数分後、メールボックスを見てみると、とある会社から見積もりが届いていました。かなり早い返信です。

独特の事情

 実は私の車は1978年に製造された車です。通販型の自動車保険の場合には、型式のデータベースに一致しなければ、見積もりができないと書いてあります。通常、街を走っている車ならまず大丈夫ですが、私の車は少し特殊過ぎました。そして更に、フレームナンバーが鉄のフレームの腐食が原因で読めなくなってしまい、陸運局で職権打刻という手続きをしています。これは、通常、輸入車や特別な事情がある車に対して行われる手続きなので、これもまた、見積もりを困難にする要因となりました。更に、これは解決済みなのですが、私のランクルはかつてキャンピングトレーラーを引っ張っていたので、登録時に型式に、改造の「改」が入ってしまっていました。これが入っていると、殆どのケースで任意保険に加入できないと言われていましたので、私は昨年の車検時に、陸運局に行ってこの「改」を車検証から外しました。実際にはシャックルで車高を上げているとかの改造はなく、ただ単に、ヒッチメンバーと電源供給装置を取り付け、サイドに補助ミラーを取り付けただけの改造でした。これだけなら現在は、改造とは見なされません。

入れない

 このような特殊な事情から、メールで送られてきた見積もりは、殆どが「取り扱いができません」という内容でした。型式を変えて、参考までの見積もりを送ってきた会社もありましたが、その会社をはじめ、全ての会社で「電話でお問い合わせ下さい」との記載がありました。ダイレクト型自動車保険をインターネットで見積もりする場合は、車は一般的なものである事が大前提のようです。改造車や旧車、型式の古い車、1ナンバーの車、などは、対象から外されてしまいます。(インターネットでは見積もりができない)

ダイレクト型に絞って電話

 事情を鑑み、ダイレクト型に絞って、こちらから電話をすることにしました。具体的には、テレビで宣伝されている、チューリッヒ、イーデザイン損保、おとなの自動車保険、そして、アメリカンホームが後継として指定しているソニー損保、この四社に絞って電話をする事にしました。

チューリッヒは、ロードサービスが自慢

 チューリッヒは、1度目は電話が繋がりにくかったのですが、時間を変えて再度電話すると、簡単に繋がりました。自家用小型貨物であれば、年齢制限がないので、若年の方が貨物車に乗れば、保険料を節約できるかもしれません。チューリッヒの場合、型式がデータベースになくても、フレームナンバーが職権打刻であっても、加入できるようでした。最終的には加入できるかの返事待ちですが、電話口の男性オペレーターの対応は好感が持てるものでした。チューリッヒの一番の特徴は、コマーシャルでも宣伝されている通りの、ロードサービスです。私は職業運転手という仕事柄、乗用車であれば大抵のケースで対応できるかもしれませんので、任意保険に付帯しているロードサービスにはそれ程の期待はありませんが、不安な方にはお勧めの会社です。

おとなの自動車保険は…

 おとなの自動車保険は、損保ジャパン日本興亜グループが提供している、通販型の自動車保険です。40代、50代での保険料が割安になると宣伝されています。私はちょうどこの世代なので、果たしてどうなるかとの期待を抱きつつ電話をしてみました。オペレーター男性の対応もよく、調子よく進み、最後に確認で車検証をファックスすると、すぐに電話がかかってきました。やはり、職権打刻のフレームナンバーの車は、取り扱いができない、というお返事でした。改造車ではなく、ただ、フレームナンバーが読めなくなってしまっただけなのに、残念です。

イーデザイン損保

 テレビで盛んに宣伝されている、東京海上グループのイーデザイン損保に電話してみました。東京海上グループということで安心感がありますが、実際にはグループ会社ということのようで、事故処理などは東京海上が行うものではないようです。ネットの口コミを見ると、いろいろとあるようでしたが、とにかく電話をしてみました。オペレーター女性の対応は素晴らしいものでしたが、型式がデータベースにないという理由で見積もりができず、加入を見合わせなければなりませんでした。盛んに宣伝されているのに、残念な結果となりました。

ソニー損保

 現在の契約会社であるアメリカンホームが、後継として推薦しているのがソニー損保です。私の現在のアメリカンホームでの契約内容は全て引き継がれており、個人の確認と整理番号を告げると、オペレーター女性は見積もりを作成してくれました。旧車の型式や職権打刻のフレームナンバーも問題ありませんでした。ソニー損保はアメリカンホームからの継続の手紙が来てすぐに電話をしました。即日申込書を作成してくれ、この時は既に郵送で手元に届いていました。金額は、ネット割引の一万円が適用にならないので、その分割高になりますが、殆どの会社で受けてもらえない中で、契約できるという事に、私は価値を見いだしています。チューリッヒと共に契約できる会社の一つですが、ソニー損保は事故対応の充実に大きな力を入れています。万が一の際には頼りになるとの思いと、ロードサービスの充実よりは事故対応充実の方が、私にとっては満足度が高いので、ソニー損保さんで継続をしようと思っています。

結論

 どの会社も、電話対応はとてもよく、わかりやすい対応をしてくれます。とても満足です。私の場合はインターネットでの見積もりが出来なかったのですが、電話することでいろいろと勉強になりました。皆様がお使いの普通のお車であれば、簡単にネット見積もりができると思います。ネット見積もりが出来れば、メールで全ての結果を受け取り、その結果を比較することができますので、任意保険の一括見積もりサイトを利用すれば、乗り換えは思った以上に簡単です。ダイレクト型の保険にこだわる必要性がないのであれば、この先は通販型、ダイレクト型の自動車保険をご検討されることをお勧めします。こちらの一括見積もりサイトから、簡単に見積もりができますので、是非ご利用下さい。

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