大型トラック タイヤ段べり片べりの原因は? 対策はどうすれば? のこぎり歯状磨耗とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
トラックタイヤの段べり

 大型トラック、タイヤ段べり片べりの原因は? 対策はどうすれば? のこぎり歯状磨耗とは? 大型車のタイヤはその構造上、外側が減るようになっていますが、症状が極端な場合は少し心配です。ようやく新しいタイヤに替えてもらい、気分も一新、頑張ろうと思った矢先に、タイヤの異常摩耗が発覚してしまうと、ちょっと悲しくなりますよね。そんな時、正しい知識があれば、このタイヤは異常なのか、それともトラックを見てもらった方がいいのか、トラック特有のただの特性なのかを判断することができ、余計な心配をする必要もなくなります。私のトラックもつい先日、このページの画像のような状態になってしまいました。

大型トラックのタイヤの特性

 大型トラックは重量物を運ぶ特性上、基本的な減り方がありますので、覚えておきましょう。まず、車体や足回り等に問題がない場合は、トラックのタイヤは若干ですが外側が早く減ります。地場で使っているトラックよりは、長距離の方が減ります。重量の負担が大きくなるにつれ、減りも顕著です。ユニック車や燃料タンクを増設しているトラックなどは、片側のみ、減りが早くなってしまう場合もあります。

新しいタイヤの場合

 私の住んでいる地域は冬になると、4輪全てを新しいスタッドレスタイヤに履き替えます。スタッドレスタイヤは普通タイヤに比べるとブロック剛性が弱いために、段べりを起こします。運転手のブレーキのかけ方、加速の仕方、カーブの曲がり方、など、運転手の操作の仕方にも影響しますし、荷物の積み方、走行する道路の状況などによっても摩耗は発生します。特に新しいスタッドレスタイヤを履いた場合は、必ず起こるものと思っていいでしょう。

どうするのか?

 大型車のスタッドレスタイヤの場合に限らず、タイヤメンテナンスの基本として、状況を見ながらこまめに、定期的にローテーションをするようにします。また、できるだけの頻度で、タイヤ空気圧の調整をします。タイヤ空気圧は車両の取り扱い説明書の記載通りに調整します。殆どの車両は、運転席ドアを開けた所に、適正空気圧の記載があります。

それでも治らない場合

 あまりにも状況がひどい場合は、車体自体に問題がある場合があります。行きつけの工場やディーラーで、きちんと点検してもらいましょう。原因として考えられることは様々です。ホイールベアリングのガタやトーインの不良、キャスターやホイールバランスの不良、左右フロントホイルの切れ不良、が考えられます。プロはタイヤの減り方を見れば、どこが悪いのかがわかります。ある程度はトラック特有のものとはいえ、あまりにも状況がひどい場合には、常日頃お世話になっている工場で、きちんと見てもらいましょう。

簡単な点検方法

 工場に搬入して点検、というのは、毎日トラックで仕事をしている私たちにとって、かなりのストレスとなります。簡単なチェック方法がありますので、一度試してみて下さい。できるだけ広くて新しい道で、約50キロで走行し、ハンドルから手を放してみます。100mほどそのまま真っ直ぐに走ることができればオッケーです。また、少しだけ動いている状態で、ハンドルから手を離してブレーキを踏んでみて下さい。ハンドルがどちらかに切れてしまうようであれば、ブレーキを含めた足回りの点検が必要かもしれません。これらの方法は、周囲の安全が確認できる、危険ではない場所で行うようにして下さい。トラックがよく通るような、轍が発生している道路ではわかりませんので、ご注意下さい。

困っているなら

 グリス代や修理代、車検費用やタイヤ代、高騰する燃料価格、人件費の維持や各種車両維持費の高騰にお悩みの方、一度手持ちのトラック、及び鉄くずと思い込んでいる重機の買取をご検討されてみてはいかがでしょうか?特に私たちが見ると鉄くず同然の古い重機は、海外ではかなりの人気があり、私たちが思っている以上に高い値段で売却することができます。何度も電話がかかってくるのではないか?田舎だけど、離島だけど、遠いけど、取りに来てくれるのか?そんな心配はご無用です。会社に資産があるのなら、効率の良い現金化をお考えになってみてはいかがでしょうか?こちらのサイトはしつこい電話をしない、価格を聞くだけでもいい、と、HP上で宣言していますので、一度値段だけでも聞いてみて下さい。
⇒ トラック王国

↓ ↓ CLICK ↓ ↓

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!