車が壊れる前兆2 エンジンからのきゅるきゅる音を放置すると大変なことに!

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車が壊れる前兆2 エンジンからのきゅるきゅる音を放置すると大変なことに!

車が壊れる前兆2 エンジンからのきゅるきゅる音を放置すると大変なことに!

車の状況は突然変化することが多いもの。普段からおかしな音や挙動がないか、注意して運転したいものですね。今回取り上げるのは、エンジンからの異音です。エンジンの回転数に合わせて「きゅるきゅる」という音がする場合、状況によってはウォーターポンプからの「壊れそうですよ」のサインである場合があります。そうではない場合もありますが、私はこの「きゅるきゅる音」を放置したために、エンジンの水漏れ⇒エンジンの破損 という最悪のケースに危うくなってしまうところでした。私の経験をもとに、きゅるきゅる音の最悪のケースをご覧いただきましょう。ウォーターポンプの故障ではなく、軽い症状の場合も、比較的簡単に見抜くことができますので、その具体的な方法も解説します。

きゅるきゅるは突然やってくる

いつも思いますが、車は突然状況が変化します。今回のエンジンルームからのきゅるきゅる音も、何の前触れもなく発生しました。通勤で月の半分ほど使っている車なのですが、突然エンジンからきゅるきゅると音がしはじめました。この音は止まっている時もしますし、エンジン回転を上げると、その回転数に合わせて大きくなる感じの音です。私は当初、放置しておけばそのうちに収まるだろうと高を括っていました。この思い込みが大きな間違いだったのです。きゅるきゅる音が何日も続く場合は、どうしてきゅるきゅる音がするのかを突き止めて、きゅるきゅる音がしないようにする必要があります。

2つの原因がある

エンジンからのきゅるきゅる音の原因は、大きく分けると二つあります。一つは比較的軽い症状で、エンジンについているベルトが鳴いている場合です。車はその構造上、エンジンにべルトが付いています。エンジンの回転を1本から数本のベルトで出力し、発電したり、エアコンを作動させたり、冷却水を循環させたりしています。ベルトはゴムでできていますので、経年劣化します。ベルトのゴムが劣化したり、張り具合が変わったりすると、きゅるきゅる音が発生します。この場合、このような商品で一時的に解決する場合もあります。KURE(呉工業) ベルト鳴き止めスプレー (70ml) ゴムベルト鳴き止め剤 [ 品番 ] 1105 [HTRC2.1] ですが、ベルトの劣化も考えられますので、症状を確認して、早めに工場で点検を受けることをお勧めします。もう一つの症状は、ベルトがかかっている部分、回転している部分に負荷がかかり、回転している部品が壊れる寸前である場合です。この場合は、ベルトに鳴き止めの油を差しても音は殆ど変わりません。また、きゅるきゅる音は、時間の経過と共に大きくなり、やがてきゅるきゅるからガラガラといった機械的な音に変わり、最後にとどめを刺すべく回転部が壊れます。私の車の場合は、この回転部がウォーターポンプでしたので、即、冷却水が漏れ出し、水温が上昇し、オーバーヒートによる故障寸前となりました。幸いにも、時間が朝早かったことや、とどめを差した所から二百メートル位の所が会社だったこと、更には季節が真冬でしたので、何とか会社の駐車場まで自力で走行することができ、最悪の事態は免れることができました。これが真夏の渋滞中の観光地などで発生してしまうと、自らが更に渋滞を激しいものとしてしまう、観光を中止して帰らねばならない、エンジンが壊れてしまうかもしれない、というような状況になる可能性があります。

とにかく、工場で点検してもらう事が大切です!

とにかく、きゅるきゅる音がしたら、一度行きつけの工場で点検してもらうことをお勧めします。場合によっては大したことのない状況かもしれませんが、きゅるきゅる音は重大な故障がこの先に起こってしまう事を私たちに知らせてくれている場合もあります。仮にウォーターポンプが原因で、新品に取り替えなければならない場合、部品プラス工賃で3-5万円程度の修理代がかかります。(もちろん車によって価格は違います) この先のことも考えると、場合によっては、新しい車に買い替えるなどの選択肢も検討するべき時期なのかもしれません。車を売る場合、きゅるきゅる音を直しても直さなくても、それほど価格差はありません。これを機会に、あなたの愛車の値段を、無料の査定で調べてみてはいかがでしょうか?

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