車をヤフオクなどのオークションで個人売買するメリット、デメリット

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車をヤフオクなどのオークションで個人売買するメリット、デメリット

車をヤフオクなどのオークションで個人売買するメリット、デメリット

 車の売買には様々な方法があります。車を買い替えるのなら、自動車ディーラーに下取りしてもらう方法が一般的ですよね。また、ガリバーなどの「車買取」のお店にお願いする方法、さらには一括査定を利用する方も増えているようです。このようにいろいろと方法がある中で、一番高く売れるのは、やはり個人でオークションに出品し、取引する方法です。しかし、車はその特性上、個人間の売買だとトラブルになるケースも数多く報告されています。車をヤフオクなどのオークションで個人売買するにあたってのメリットやデメリットを考えてみましょう。

メリット

 一番のメリットは、ずばり、高く売れる、これに尽きます。以前は名義変更や陸送など、難しい問題が指摘されていましたが、今はインターネットの発達によって、個人間売買でもこれらの問題がクリアできるようになっています。出品者、落札者共に良心的に、紳士的に取引を進めることができれば、これ以上素晴らしいことはありません。

デメリット

 悲しいかな、自動車を個人売買するにあたっては、いまだにいろいろと難しい面が多く、元自動車ディーラーで中古車を販売していた私にとっても、デメリットの方が大きいような感じがします。例えばヤフオクの場合、出品者に、出品時落札時合わせて6,048円の手数料がかかります。出品者は写真を撮影し、きちんと落札者に対して車の状態がわかるように説明しなければなりません。必要に応じて、現車確認をしてもらう事も必要です。入札が入り無事に落札されたら、入金の確認と合わせて、陸送の段取りや名義変更の書類の発送を行わなければなりません。落札者に車が無事に届き、落札者が車庫証明を提出、取得できたところでナンバー変更、そして車の状態を確認して、ここで始めて契約が成立となります。車はその時その時で故障する可能性を秘めています。ノークレームノーリターンで販売できたとしても、相手が思うような状態でなかった場合は、クレームに発展する可能性もあります。また、相手も名義変更してくれることが前提ですが、もしかするとそのまま転売してしまう事も考えられます。そうなると、あなたに還付されるべき自動車税が減ってしまったり、最悪の場合は印鑑証明の期限である発行日から三か月以内に名義変更がされない、などというトラブルも考えられます。とにかく車の個人間売買は、クレーム、トラブルに発展する因子が多くあります。相手が自分と同じ価値観であなたの車を見るとは限りません。ほんのわずかなと思えるような細かいことを、重箱の隅を突くが如くに言ってきて、納得して落としたのにも関わらず、値下げを要求してくるというケースもあります。出品者と落札者が遠い場合には、陸送費も問題になるかもしれません。普通に契約が成立すれば全く問題ありませんが、クレームで返品となった場合には、どちらが高い陸送費を持つか、話し合わなければなりません。とにかく、私も長い間、程度が良いとされるディーラー系の中古車を販売してきましたが、同じ状態の車に関してであれ、思うことは本当に人それぞれです。音がする、傷がある、こんなこと書いてなかった、そんな風に言われてしまった時に強い気持ちで対応できればいいですが、たいていの人は優しいので、言うなりになってしまう場合が多くあります。これらのリスクを踏まえたうえで、それでもオークションで売ってみたいというのであれば否定はしませんが、かなり難しいケースもあることを覚えておいて下さい。

面倒な手続きをガリバーが代行 ガリバーフリマ

 個人売買で問題になるのが、入金、陸送、名義変更などの、自動車特有の面倒な手続きです。ガリバーでは、ガリバーフリマというシステムを提供しています。これは、今申し上げた面倒な手続きをガリバーが代行してくれるというもの。プラットフォームもガリバーのものが利用でき、フリマのような感覚で、簡単に車を個人売買できるというシステムです。業者は参加することができませんので、個人間売買の究極の形と言えるでしょう。ただし、出品者も落札者も、かなりの手数料が必要となりますので、この点は注意が必要です。しかし、手数料を払う以上に、信頼のおけるガリバーが、面倒な手続き全てを行ってくれると言うのは、かなり精神的にも楽かもしれませんね。
ガリバーフリマ

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