ダンプ運転手 元の職業は?

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ダンプカーの運転手さんは、元からダンプカーの運転手さんなのでしょうか?

私は今、ダンプの運転手のアルバイトをしています。私は今までいろいろな運送会社にお世話になってきました。このダンプの業界はいろいろと面白いことがありますので、ご紹介してみたいと思います。今回は、ダンプの運転手の以前の職業は?という事についてお知らせしてみますね。

バスの運転手さん

以前はバスの運転手さんだったという方が、何と二人もいました。お二人とも現在は会社にはいらっしゃいませんが、そのいきさつを見るなら、運転手の職業とは何ぞや、という部分がご理解いただけるかもしれません。お一人は路線バスの運転手さんでした。路線バスは特に、人間関係がいろいろとあるようです。少し余裕を持って車庫を歩いていたら、「ワックスでもかけろ」といわれて、それ以来時間があれば、錆びた車体に何度もワックスをかけていたそうです。また、お客さんとのトラブルも時々あり、心労も重なってダンプの業界に入られたと言っていました。また、もう一人の方は、高速バスの運転手さんでした。稼ぎはそこそこ満足の行くものでしたが、やはりお客さんからいろいろと言われるのが耐えられなかったそうです。少しばかり運転でミスをしてしまうと、運転席の後ろから蹴られたり、ボソッと文句を言われることなどが日常茶飯事だったそうです。書いていて思い出しましたが、もう一人バスの業界の方がいらっしゃいました。その方は整備をされていたようなのですが、とあるご事情でお辞めになられたそうです。とある事情とは、かなりネガティブな理由です。

他の運送屋さんを定年退職

このような経歴の方もいらっしゃいます。普通免許しか持っていなかったので、合宿免許で大型二種免許を取得したそうです。合宿免許は、地元で取るよりもいいですね、とおっしゃっていました。このような経歴の方は、運送業界に長くお勤めということから、ダンプの業界にもすぐに馴染まれました。朝早く出勤して、点呼を受けて、車に乗って仕事をして、無事に帰ってきて、燃料を入れて、洗車をして、次の日の予定を確認して帰る、という運送屋独自のリズムは同じですので、慣れやすかったのかもしれません。ですが、一点だけ気を付けていただきたいことがあります。それは、他の運送屋さんを定年退職したという状況から発生してしまう、避けられない問題です。その方は去年まで大手の運送会社で働いていたので、まるまるの給料をもらっていました。今年の各種税金、年金、などが、前年度の取得に対して課税されますので、今年はかなりの額の支払いがあるそうです。その方は独身であるという状況もありますが、いろいろと合わせて、毎月8万以上の支払いがあるそうです。今までは退職金を少しずつ崩しながらやりくりしていたそうですが、さすがに苦しくなってきて、ダンプの運転手を始めたそうです。

異業種からの参入

このケースで何人もの方がいらっしゃいましたが、殆どの方が退職されています。やはり高齢になってから運転手をはじめるというのは、よっぽど好きでなければできないのかな、と思います。若いころに運転手をされていたという方を除けば全滅です。ダンプカーの仕事は、仕事によっては、朝走り出すと、昼休みも取れずに、殆ど走りっぱなしの場合もよくあります。状況によっては小便も我慢しなければなりません。朝も早いです。他の会社の人と一緒になって走る場合もありますので、一匹オオカミではやっていけません。ダンプカーの運転手の場合ですが、他の会社の方とのコミュニケーション能力も、かなり必要となります。

他所の県から

何人もの方が、他所の県からいらっしゃっています。すぐに諦めて国にお帰りになる方もいらっしゃる半面、がんばって見知らぬ土地で運転手を続けている人も沢山います。このケースではその方次第とも言えるでしょう。私はこちらではないので道がわからない、とおっしゃる方がいらっしゃいますが、これは言ってはいけません。きちんと地図を持って、道は覚えるようにしましょう。ちなみに私もこの部類ですね。

総評

 運転手の仕事は、見た目ほど甘くはありません。ダンプカーは積み込みも荷卸しも楽だろうな、と思う方も多いと思います。確かに私も10トン車の荷箱を、手積み手降ろしで仕事をしていた経験もありますので、それは強く感じる所です。でも、それ以前に、運転という仕事が自分に合っているかどうか、そこが一番大切だと私は思います。一日中ハンドルを握っていても大丈夫か、これに対する答えが全てです。私の答えは何だと思いますか?その気になれば、燃料が切れるまで止まらずに走ることができますよ、と、この位の事が平気で言える方であれば、大丈夫だと思います。

 ダンプカーの事故について

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