ディーラーの車検が高い? 考え方に根本的な違いがあります

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ディーラーの車検が高い理由と対策

ディーラーの車検が高い? 考え方に根本的な違いがあります

 ディーラーの車検は高いとよく言われています。でも、この「高い」には、いろいろな意味があります。これは、私がどうのこうのアドバイスできるものではなく、最終的な判断は、お使いになっている皆さまの考え方、車に対してどのようなスタイルで向き合っていらっしゃるかに起因します。ただ単に金額を比べれば、自動車ディーラーの車検と、車検を通すためだけの、例えば「カンタン車検」には、天と地の差があるでしょう。例えばですが、30プリウスの一回目の車検で、ディーラーでは総額11万、一方整備工場では同じく総額6万程度で終わるという現実があります。この現実を見るなら、同じ車検をするのに5万円も違うというのは、誰もがおかしいと思うのではないでしょうか?でも、ディーラーにはそれなりの仕組みがあり、この仕組みは、お車をお使いの方の状況によっては、価値があるもの、となっているのが現実なのです。

新車の保証が受けられなくなる

 新車には保証がついていますが、ディーラー以外で整備をした場合は、この保証が受けられなくなると言われています。私がディ―ラーに在籍していた数十年前は結構適当な感じだったのですが、今はかなり厳しく適用されているようです。この保証適用外になるのが嫌でディーラーでの車検を受け続けている方も多いと思います。私は以前新車を買った際、無料の一か月点検と半年の点検はディーラーで受けましたが、それ以外は、ここぞという時に行きつけの工場で整備をするだけで、今まで維持してきました。私の場合はある程度の車の知識がありました。私は現在、アルバイトで大型トラックやダンプカーに乗る仕事をしていますが、先日などは片側一車線、帰り道の渋滞の中で突然エンジンが停止し、大渋滞を引き起こしかねない状況となってしまいました。また、突然クラッチがスカスカになり、変速が不可能になった事もあります。思い出したくもないですが、突然エアが抜けて、ブレーキが効かなくなってしまった事もあります。こんな状況を、経験したくはないのですが、何度か経験していますので、(幸いどのケースでも何とか周囲に迷惑をかけることなく解決しております) 例え乗用車が突然壊れても何ともないのです。乗用車ならJAFにさえ入っていれば何とか対応できると思っています。日本の車は世界的に見ても良く出来ており、新車を買った後の日常使用において壊れるケースはかなり少なくなっていることでしょう。機械ですから万が一という事はもちろんありますが、私の場合は、ディーラーでの車検、点検をきちんとして「万が一」に備えるよりも、低コストでの維持管理を重視して、私なりに定期点検の基準を定めて行うようにしています。運転手側で行える整備、具体的には、オイル交換、エレメント交換、各種フィルター交換、ワイパーゴム取替、バッテリーの点検と充電と交換、タイヤ交換、位までを、自分で行うようにすることと、車に乗る前は、普段との違いがないか、特に長距離を走る前には、ライト類やボンネットの中やタイヤの状態を確認してから出かけるようにしています。

下回り洗浄の現実

 ディーラーに車検を依頼すると、下回り洗浄という名目で5000円から6000円程度の料金が計上されます。2-3年に一回、設備を持っていなければなかなか難しい、車の下回りを洗浄する、というものです。これはあくまでも私の主観ですので、その点をご承知いただいた上でお読み下さい。車の下回りは、皆様が思っている以上に汚れることはありません。何故なら日本は舗装道路が殆どの上に雨が多く、仮に汚れても雨の中を走行すれば、その汚れは綺麗に落ちてしまうからです。「油汚れを落とす」という言い方もされますが、高圧洗浄機で洗浄したところで、油汚れは完璧に落ちるものではありません。私はダンプカーを運転しており、年がら年中高圧洗浄機を使ってダンプカーを洗浄しています。土の塊などの大きな汚れは簡単に落とす事ができますが、表面上がさらっと汚れているような感じの汚れを、高圧洗浄機で完璧にするのは、とても手間がかかり大変です。また、高圧洗浄機で洗浄すると、せっかくグリスアップした油がふっ飛ばされてしまいますし、洗浄機の当て方を間違えれば、ブーツなどのゴム部品を壊してしまうかもしれません。私はディーラーで仕事をしていた時に、裏でメカニックが実際に下回り洗浄の作業をするのを何度も目の前で見てきました。ジャッキで前を上げて洗浄、さらに後ろを上げて洗浄、という流れでしたが、洗浄作業自体はものの数分で終わっていましたし、汚れを落とすというよりは、少し丁寧に掃除をしている、という感じの作業でした。汚れを完全に取り除くためには、手作業を併用しなければできません。高圧洗浄機で数分の間吹き付けた所で、完全にキレイになる訳ではないのです。古い車で下回りがむき出しになっているなどの理由でどうしても気になる方や、降雪する地域、融雪剤を撒く道路をいつも走っている方などの場合は、最新式の洗車機で下回り洗浄をした後で、シャーシブラックという、下回りを塗装してもらう作業をお願いした方が、よっぽど費用対効果がいいと思います。おそらく利益の高い作業の一つだと思いますし、もしかするとフロントマン毎に会社が「下回り洗浄獲得率」などのデータを出して、獲得をあおっているのかもしれません。話法の一つとして「これでは車検に通りませんよ」というのがありますが、そんな時には「自分でスタンドで下回り洗浄をしてから出しますから」と言ってみて下さい。また、知識として、下回りが錆びていても汚れていても、殆どの場合は車の運行に支障はありません。あなたはその車に何年乗る予定でいるのかを考えてみて下さい。大抵の場合はその期限まで、下回りに関しては何ら問題なく乗る事ができるでしょう。結論として、私は車検時の「下回り洗浄」は過剰な整備だと考えます。気になる方はスタンド洗車機のオプションにある「下回り洗浄」を利用しましょう。ちなみに、この洗車機の下回り洗浄はオプションですから、メインで洗車をしなければ選択できない場合が多いようです。

壊れないようにする整備

 ディーラーの車検は、簡単に言えば、「壊れないようにする整備」です。あなたは車が壊れるのが嫌ですか?壊れた時に「文句を言わず」対処できますか?その方法を知っていて、自分で対応する事ができますか?これらの全てに「自信を持って”はい”と言える方」は、高いと言われるディーラーの車検をやめて、格安の車検を受ける資格があります。ディーラーの整備は、予防的処置までが含まれていますので、必然的に「今は大丈夫だけど」「これをやっておいた方がいい」「こうした方が二年先まで安心して乗っていられる」という整備が多くなります。確かに整備料金は高いですが、それと引き換えにあなたは安心を受け取る事ができます。実際問題として、先ほど延々とご説明した「下回り洗浄」や、各種おススメ整備などの過剰な面があることは否めません。でもこれは、自動車ディーラーが企業として利益を上げ、あなたの街の一員として地域に溶け込み、サービスを提供し続けるための、企業としての姿勢の一つなのです。

わかったよ、でも高い…

 ちょっときつく言い過ぎたでしょうか。ごめんなさい。「安心のために5万ですか?」という声が聞こえてきそうですよね。現実問題として、自動車ディーラーの整備は高い、だけど、簡単な車検は不安、という方が多いと思います。実際、私もあなたと同じ状況を経験してきました。そして、とある方法を発見したのです。それは、車検への不安を完全に解消し、費用面を総合的に抑える事ができる、しかも、丁寧な説明を受けて、納得できる、ユーザー目線で設計された、納得の行く車検のシステムです。次のコーナーでご紹介しますので、是非ご覧になってみて下さい。

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