キャンピングカーを高く売る方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
どうして展示場では高いのに、高く売れないのでしょうか?

キャンピングカーを高く売る方法

キャンピングカーという車は、日本の中古車市場における価格面を見ると、かなり特殊とも言える特徴があります。それは、買う時に高く、売る時に安い、この開きが極端すぎるほどに大きいのです。手に入れる欲求が、誰もが止められなくなってしまうほどの大きな商品であり、手に入れた時の満足感は天にも昇るものがあります。でも、今の時代、皆様の状況は刻々と変化して行くことでしょう。子供の成長や親の状況、その他の様々な要因で、やむなく手放さなければならない時がやってくる可能性もあるでしょう。そんな時になってはじめて気が付くのが、キャンピングカーが高く売れない、という現実です。キャンピングカーは新車ではかなりの価格設定となっています。そして、中古車はどうでしょう、新車と比べてもそれ程価格の下落が少ないとお感じになれられる価格設定です。かなり年数が経過している車が、いい値段で販売されているのを、あなたもご存知だと思います。それなら、買取依頼をすればそれなりの価格になるだろう、と思いきや、それが全くの逆で、販売価格と買取価格は比例して上昇しないという現実があります。これはどうしてなのでしょうか?

私もキャンピングカーを持っています

実は私もキャンピングカーを持っています。一般論とか人の言うこととかではなくて、自分が経験してきたことをこちらで書かせていただいております。私は当時勤めていた自動車ディーラーに見切りをつけ、とある場所に移住することを決めました。まずそこに後先の事をあまり考えずに、勢いで土地を買ってしまったのです。自動車ディーラーの給料ではここまでが精一杯で、家を建てることなど到底できませんでした。苦肉の策を自分で考え、キャンピングカーを買ってその中でしばらく暮らそう、と決めました。そうと決めたら話は早く、当時はネットなどありませんでしたので、雑誌の情報を元に、とあるキャンピングカーに目星をつけ、とっとと契約をしてしまいました。エンジン付きの物はかなり高価でしたので、トレーラーを買いました。それでも普通車一台分位はしたように記憶しています。移住して自由な生活を謳歌し、そこで骨を埋める覚悟ではあったのですが、突然目の前に現れた女性と結婚する事を決め、今度はそちらへ行くことになりました。人生何が起こるかわかったものではありません。そこを引き払った時点で私の放浪生活も終了し、今は落ち着いてしまっているのですが、当時は不要となったキャンピングカーを売ろうと思っていました。私の場合はその中で生活しておりまして、ついでに言えば当時お世話になっている方から「ねこが沢山生まれたので飼わないか?」と言われて飼い始めたら最後、内装が引っ掛かれてしまい、価値的にもかなりダメージを受けました。それでも、いろいろと情報収集をすると、キャンピングカーは往々にして、新車でも中古車でも買う時にはかなり高く、そして売ろうとすると買い叩かれる、そのような価格傾向が強くあることがわかりました。

どうして高く売れないのか

私は長い間中古車の売買をしてきて、様々なケースをこの目で見てきました。車を売る側として見る、中古車の買取価格変動の特徴、どのような車が高くなり、どのような車が安くなるのか。また、扱っている側、買取をする側から見た、高く買いたい車、買い叩きたい車、儲けなければいけない車、それぞれのケースをよく知っています。まず、価格が高騰する一番の要因は、顧客のニーズです。このニーズが車種的に限定されている場合や、ニーズに対しての供給が追い付いていない場合、その車の価値が上がります。でも大抵の場合は一時的に価値が上がったとしても、車はそれなりの数が売れていますので、取引量が増えることで、一瞬上がった相場もだんだんと落ち着いてくるものです。キャンピングカーに置き換えて考えてみましょう。キャンピングカーはかなりの値段がしますが、「欲しい」と思っている人が多い商品です。そして私のように「買うと決めたら必ず買う人」は一定数必ずいらっしゃいます。買いたい人がキャンピングカーの新車を検討した際に思うことは何だと思いますか?新車が思いのほか高いことがわかると、「中古車で程度の良いものはないか?」と、今度は中古車を探すことになります。このようにキャンピングカーの中古車は、「ニーズを持ってる人が絶対欲しいと思う強い人気があり」「必ず売れる要素を備えていて」そして、新車が高いことから「中古車の数が少ない」という特徴があります。そしてもう一つの特徴として、絶対的な数が少ないことから、オークションを始めとする中古車市場にそれ程数多く流通しておらず、価格がデータベース化されていない、という現実があります。キャンピングカーには様々な種類があり、その種類ごとにオプションも異なる上に、オーダーメイド的な要素も加わってくるので、データベースにするのが難しいのです。このことはすなわち、データベースを頼りにして商売をしている「通常の買取査定員」たちを寄せ付けない、買取りの価格を提示できない、キャンピングカーと言うだけで気嫌いされる、という状況を生み出しています。ところが、キャンピングカーの事を良く知っている人、専門に扱っている業者も当然います。彼らは専門知識を持っており、おそらくあなたが売ろうとしているキャンピングカーの事も当然調べ上げてくることでしょう。彼らはあなたの車が中古車市場で高く売れることを知っています。でも、乗用車の人気車種のように、あなたの車に対して業者同士の買取価格の競争が発生するとは思っていません。このような状況がありますので、言葉は悪いですが、キャンピングカーは「業者に買い叩かれる傾向が強い」のです。

具体的にはどうすればいいのか?

 専門店だから高く買い取ります、というのは一つの話法です。彼らはできるだけ低価格で仕入れて、次に高く売る事が商売です。よくある一括査定を利用したところで、データベースが弱いので、査定員の食いつきが悪く、競争が発生しずらいという現実があります。売れるとは思いますが、高くは売れません。それではどうすればいいのでしょうか?まず、大事なこととして、キャンピングカーを高く売るには、売る側にもそれ相応の覚悟が必要です。キャンピングカーは軽自動車とは違い、かなり限定的なニーズを捕まえる必要があることから、幅広く問い合わせをする必要が出てきます。短時間で行おうとするならなおさらです。一つだけおススメするのなら、カーセンサーの一括査定の利用です。カーセンサーは大手買取査定一括サイトが入り込めないニッチなニーズを捉えて、買取業者と売りたい人とを密接に繋ぐことができる唯一の存在だと私は思っています。任意項目の連絡希望時間帯欄に「メールでの連絡を希望します」と記入することで、電話連絡対応に追われることも少なくなります。(完全ではないようです) 是非一度、カーセンサー経由で買取価格の交渉をされてみてはいかがでしょうか?
→ カーセンサー.net簡単ネット査定

個人でオークションに出品できます

 こちらのシステムは簡単に、中古車のオークションに出品することができるシステム。ご利用は無料です。キャンピングカーは特殊な車ですから、より多くの人にオファーを投げかけることが重要。この方法は、その面でもかなり効果的です。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
error: Content is protected !!