車のエアコンから雑巾のようなすっぱい臭いがする 解決方法

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車のエアコンから雑巾のようなすっぱい臭いがする 解決方法

車のエアコンから雑巾のようなすっぱい臭いがする 解決方法

 この時期車のエアコンはかなり重要な働きをしてくれています。でも、車のエアコンの特徴として、比較的新しいものでも、使っていると旧い雑巾のような酸っぱい、かびくさい臭いがしてくるという症状が発生します。これはエアコンの構造上仕方のない事で、決してあなたの車の使い方が悪いとか、エアコンが壊れているというような状態ではありません。ごく普通に使っていても、当たり前に起こりうる症状です。でも、みなさんご存じないかと思いますが、この症状は比較的簡単に改善することができます。まずは、車のエアコンの構造を超簡単にご説明しましょう。

アルコール消毒の原理で冷やしている

 消毒や注射の前に、アルコールで消毒をしますよね。この時、冷たく感じるのと同じ原理で、エアコンは冷えます。液体のアルコールが腕に塗布されると、気化します。気化する時に腕の熱を奪うことから、私たちは冷たく感じます。これと同じ原理が車のエアコンでも使われています。車のエアコンは専用の冷媒を圧縮したり、もとに戻したりすることによって、冷たい風を作り出しています。この働きをしているのが、エバポレーターという部品です。このエバポレーターは動くことによって、必然的に除湿機能も働くという特徴があります。湿度の高い日本においては、このような状況になりやすいのです。

エアコンをつける ⇒ エバポレーターが働く ⇒ 除湿する ⇒ エバポレーターに水が残る ⇒ カビが生える

 まさに、雑巾にカビが生える状況と同じ状態が、エバポレーターの中で生じている訳です。雑巾は新しくても古くても臭いが発生してしまうのと同じように、エバポレーターも働いた後に臭いを発生しやすくなります。通常しばらくすれば臭いは収まる場合が多いものですが、やはり気になりますよね。車のエアコン用のエバポレーターは、通常ダッシュボードの中に取り付けされており、取り出したり、分解清掃などのメンテナンスを行うのには、とても高い技術を必要とします。エアコンの臭いを防止するために、吹き出し口に装着するタイプの各種消臭剤が発売されていますが、これらは根本的な臭いの解決には至らないばかりか、継続的な出費となり、車の維持費用を増大させる要因となります。車のエアコンから発生する、雑巾のようなすっぱい臭いを解決するためには、何とかエバポレーターの中をクリーニングする必要があります。実際にディーラーで行われている方法がYouTubeにありましたのでご紹介します。この方法は、ちょっとだけコツを掴めば簡単に誰にでも行える方法ですので、是非あなたもマスターなさって下さい。

エアコンのすっぱい臭いを取る方法

こちらの動画で紹介されている商品はこちらです

ご注意

 こちらのクリーナーでのエバポレーター洗浄は、新しい車に効果があります。旧車や、既に製造からかなりの年月が経過している車の場合は、エバポレーター自体がかなり汚れたり、目づまりを起こしている可能性があり、そうなるとエバポレーターを取り出して丸ごと洗浄する、あるいは新しいものに取り換える必要が出てきます。これは自動車デイーラーでも殆ど行われない作業であり、依頼があった場合は専門の業者への外注作業となる場合が多いようです。費用も車種によってエバポレーターが付いている場所が違う関係上、見積もりだけでも数万円、修理や取り換えまで合わせると、十万単位のお金がかかる可能性がある作業となります。

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