タンクローリーの運転手がタンクの上に上ったり降りたり、あまりしなくなった理由

タンクローリーの運転手がタンクの上に上ったり降りたり、あまりしなくなった理由

タンクローリーの運転手がタンクの上に上ったり降りたり、あまりしなくなった理由

 ガソリンスタンドに行くと、時々タンクローリーが荷降ろししている光景に出会います。今はいろいろと規則が厳しくなっており、荷降ろし中はタンクローリーの周囲にパイロンをきちんと立てるなど、各社安全最優先での作業をしています。以前はタンクローリーの上に運転手が登って、中の様子を見ている光景をよく目にしましたが、最近あまり見かけないと思いませんか?実は、タンクローリーも日々進化を遂げており、画期的なシステムが普及し、石油系、スタンド配送のタンクローリーの運転手は、タンクの上に登る、上がる回数が格段に少なくなりました。その画期的なシステムとは何だと思いますか?

お風呂の栓?

 タンクローリーの構造を、ちょっとだけ考えてみて下さい。タンクはいくつかに区切られていますが、その各々のタンクに、ちょうどお風呂の栓のような弁があります。これを底弁(ていべん)と言います。底弁は金属性の棒を介してタンクの上から操作できるようになっています。お風呂の栓はただのゴムの栓ですが、タンクローリーの底弁バルブは、もう少し精巧に、ネジのように回すことで開閉でき、その開閉度も調整できる仕組みになっています。今ご説明した、棒を介してタンクの上から操作する、この底弁バルブはかなり昔からあるシステムです。操作する際、運転手はタンクの上に登り、底弁バルブを操作することで、タンクの中の液体を荷降ろしすることができます。新しい車だと、この底弁の開閉をエアで行うタイプがあります。このタイプを「エア式底弁」と呼んでいます。荷降ろしをするタンクローリーの運転手は、タンクの上に登ることなく、下からの操作でエアの力を借りて、底弁を解放、荷降ろしをすることができるのです。トラックはクラッチやブレーキの踏力伝達にエアーを使っていますので、エアーを作る装置と貯めておくタンクが備わっています。この、トラックに備わっているエアーのシステムの力を借りて荷降ろしするという訳ですね。

エア式底弁のメリット

 エア式底弁は、極端な話、タンクの上に登らなくても荷降ろしが出来てしまいます。運転手は、上下運動の回数が減りますので、運転手の体にはとても優しい装置です。上下に移動する際に、滑ったり、バランスを崩して落下するという労災が起こる確率を減らすこともできます。運転手の疲労が減ることは、最終的には運転事故、貨物事故の防止へと繋がって行きます。

エア式底弁のデメリット

 運転手が適当になってしまう可能性があります。具体的には、荷降ろし時には一度上に登り、荷降ろしをするハッチの中の荷物の状態、色や積載量に異常がないかをチェックする事が荷降ろしのマニュアルで定められています。きちんと行えば全く問題はないのですが、エア式底弁のタンクローリーだと、このチェックをしなくても荷降ろしが出来てしまいます。さらに、荷降ろしが終了した時も、タンクの上に登り、ハッチを開けて、中に荷物が残っていないかどうかを確認しなければなりませんが、この確認も省略できてしまいます。ボタンを押すと一発で全解放となり、調整はできるものの、全解放か全閉か、どちらにしかなりませんので、仮に100リットル単位で分けて降ろして欲しいと言われたときには、システム的にちょっと難しいです。
 時代の流れでエア式底弁の割合は増えています。元請け会社が作っている「荷降ろしマニュアル」通りにきちんと荷降ろしを行えば、何の問題もなく、荷降ろしはできます。でも、完全にマニュアル通りにやっていると、配送予定表通りに終わらないというジレンマもあります。何らかのイレギュラーが考えられないような状況でいくつも重なり、事故を惹起してしまうケースが多くあります。道具はこれからも見直しが行われ、この先もどんどん便利になって行くことでしょう。でも、タンクローリーの荷降ろしに限ったことではありませんが、運転手は運転と荷物の扱いにおけるプロです。常に基本を忘れずに、運転や作業を行わねばなりません。ローリー運転手の皆様、業界の皆様、これからタンクローリーに乗りたいと思っている皆様も、簡単なことですが「常に基本に忠実に」を心がけ、決して忘れないようにしましょう。

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