カーエアコンのランプが点滅!車のエアコンが壊れたけれど、10分で直ったお話

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エアコンスイッチが点滅

カーエアコンのランプが点滅!車のエアコンが壊れたけれど、10分で直ったお話

快適なエアコン

 このお話は、私が仕事で使っているダンプカーでのお話です。また、時を同じくして、何と自家用車のエアコンも壊れてしまい、10分ではないものの、それほどの費用の負担なく、冷えが戻ったお話もお伝えします。ダンプカーでも乗用車でも、エアコンの構造は基本的に同じです。エアコンが壊れたとしても、もしかすると僅かばかりの修理費用で済み、元通りになる可能性もある、というお話です。
 私が担当しているダンプは、20年以上前の車です。あっちこっちがよく壊れ、しょっちゅう修理に出しています。幸いにも私の勤めている会社には自社工場があり、きちんと段取りをしておけば、帰庫後に修理をしてくれるので、その点はとても助かっています。私が乗ることになって点検した際、エアコンの効きがあまり良くないと感じました。現実として、ダンプは埃まみれの現場で仕事をしますので、ある程度エアコンの調子が悪いのは仕方ないのかなと思っていました。でも、実際にはダンプだからと言ってそんなことはなく、きちんとメンテナンスをすれば、例え20年以上が経過していようとも、エアコンはきちんとその役割を果たし、私たちの職場であるキャビン内を快適に保ってくれます。

一回目、修理に出した理由

 私は元来、トラックのエアコンがあまり好きではありません。エアコンが冷えすぎて、何度か便意をもよおしてしまったことがあります。時々他の人が私の担当車に乗ることがあります。(ダンプでは殆どないかもしれませんが、私は休みが多かったので、自分が休みの日に他の人が乗務することが時々ありました)その時に、この車はエアコンの効きが悪いと、クレームが付いたのです。私は車庫の担当者に申し入れ、エアコンを修理してもらうよう、工場に手配しました。

こんなに快適なら

 私の所属している運送会社の工場は、数十台もの大型車を管理しています。古い車も新しい車もあります。ですので、エアコンの修理などは朝飯前。とある部品を取替え、ガスを補充すると、エアコンは冷え冷えになって、私の元へ戻ってきました。こんなに快適なら、もっと早く修理に出しておけばよかったと思ったものです。

修理二回目、突然の温風

 しかし、快適なのもつかの間、私のダンプのエアコンは突然冷えなくなりました。出るのは温風ばかりです。この時、夏の暑さはピーク。快適なエアコンに一度慣れてしまうと、もう元には戻れません。私は再びダンプのエアコンを自社工場へ修理に出しました。

10分で直った!

 コンプレッサーなのか、ガスが抜けているのか、部品が壊れているのか、それともエバポレーターなのか、いずれにせよ、エアコンの修理は時間とお金がかかるものだという先入観があります。毎日車と共に生活しているプロドライバーの私でさえそう思うのですから、皆様も同じだと思います。私は工場の責任者に症状を告げ、言われた場所にダンプカーを停車し、そこで日報を書いていました。すると、工場長自らがやってきて、寝板と共にダンプの下に潜り込んで、点検を始めてくれました。出てくるなり、「線が切れているよ、たぶんこれだ。何だか鋭いものに当たったみたいな切り口で、スパッと切れてる」と言い、線を繋いでくれました。するとどうでしょう。エアコンは再び冷え冷えになったのです。修理にかかった時間はほんの10分でした。

翌日の悲劇

 エアコンの冷えが戻り、快適に乗務していたのもつかの間、一回目を終えて積み場に返る際に、エアコンが冷えないな、という感じがしました。すると、昨日修理をしてもらったのにも関わらず、エアコンが再び冷えなくなってしまいました。その日も日中の気温は30度を超える真夏日で、何とか窓を開けて、飲み物を飲みながら凌ぎましたが、エアコンが冷えないのはこんなにも辛かったのかと、思い知らされました。私はすぐに車両担当に連絡を入れ、業務終了後、三度目のエアコン修理に出しました。

修理三回目、原因がわかった

 工場長が再び私のダンプを見てくれました。何分かすると、何やら紐状の、ステンレス製の部品が下回りから出てきました。「わかった、これだ」と説明する工場長の手には、長さが約1.2メートル、幅15ミリ程度の、ステンレス製の細長い部品がありました。どうやらこの部品の取り付けが悪く、ぶらんぶらんとしていて、走行中にエアコンの配線と干渉し、配線が切れ、エアコンが効かなくなった、とのこと。連続の入庫に当初工場長は不思議そうな顔をしていましたが、やはりそこはプロ、今回はきちんと原因を突き止めて、対処してくれました。ラジエーターファン関連の部品なのか、どこなのかわかりませんが、出てきた部品に関しては、そのまんまです。エアコンが直ればいいのです。この辺りが、自社工場とディーラーとの違うところかもしれません。出てきた紐状のステンレスの部品は何だったのか、未だに私はわかりませんが、ダンプカーはエアコンが冷えて仕事が快適にできるようになりましたので、これで良しとしています。

時を同じくして

 時を同じくして、自家用車のエアコンが冷えなくなってしまいました。カミサンが通勤と買い物に使っている我が家のカルディナのエアコンが、突然故障したのです。「これだけは我慢できない、悪いけど直してね」と表面上は申し訳なさそうに訴えるカミサンの目には、普段感じることのない、訴える力がこもっていました。エアコンの故障と言っても状況は様々です。エアコン修理がどの位大変なことなのか、何も知らないカミサンは、いつもの如く、「ちょっと見てみてね」と言いましたが、私は正直「見たってわからない」のです。オイルやタイヤやバッテリー位までなら何とかわかっていますが、エアコンは街の修理工場やディーラーでさえも電装屋さんに修理を頼むのが現状です。見ても判らないのは百も承知の上で、ボンネットを開けると、エアコンのコンプレッサーはベルトを介して、正常に動き、異音もせず機能しているように見えました。ガスも入っているようです。でも、エアコンは冷えません。困りました。どこが悪いのでしょうか?

壊れた経緯、症状

 カミサンがある日、「今日、車から変な音がした」と言いました。数日前のことです。今まで聞いたことのない変な音が車のボンネットの中からして、その後はすぐに収まりました。何だか気になりますが、この症状がエアコンの故障を引き起こしたのか、私には全くわかりません。その数日後エアコンのスイッチを入れると、A/Cのランプが「点滅」し(正常時は点灯)、そして点灯に戻るを繰り返していました。この後、A/Cランプが点滅しっぱなしになり、やがてエアコンはA/Cランプが点滅したまま、機能しなくなってしまいました。

エアコンのランプが点滅している時は?

 エアコンスイッチのランプ点滅は、コンプレッサーに異常がある事を示しています。私はこの時点で、十万以上の修理代を覚悟していました。また、修理代の金額によっては、昔の伝で安い中古車に買い換えようかなぁ、とも考えました。とにかく、買い換えるなり、軽自動車にするなり、修理するなり、状況はどうであれ、エアコンの冷える車が一台なければ、カミサンは納得しません。我が家のカルディナは新車で購入し、今年から自動車税が割増になっても手放さずにいる、我が家の愛車です。買い換えたいのはやまやまですが、先立つものはありません。とにかく、まず、どこかで修理の見積もりを取らなければと言う判断になりました。

どこに出すかが大問題

 車のことをちょっとだけ理解していると思い込んでいる今の私の状況は、いい時もありますが、悪い時も結構あります。今回のエアコンランプ点滅というこの症状、何も知らなければディーラーに持って行けばいいのです。でも、私はディーラーの整備工場との相性があまりよろしくないのです。ディーラーに12年も勤めていたのに、ディーラーの整備工場とは上手くお付き合いが出来ていません。私の勤めていた時にはなかった定休日があるとか、(私は組合に定休日を作って欲しい旨、さんざん申し入れていたのに聞いてもらえなかったという過去があります。それが今頃実現している事への感情) 修理に持って行こうと電話をすると、予約をしなければ診断でさえも受けてもらえず、更にその予約も流行の歯医者よりも先、二週間以上取れないとか、それなのに私の言うことを殆ど聞いてもらえず外注に出し、予算数倍の見積もりが来てしまったとか、その電話が就業時間ぎりぎりで、折り返し電話をすると時間外になり、時間外になると電話が繋がらないとか、かつてのイケイケ現場で育った私には、この状況を受け入れることが未だに少し難しく、距離を置いているという現実があります。ちなみに付け加えておきますが、これは完全に私のエゴですので、その点、ご承知おき下さい。ディーラーは接客も素晴らしいですし、今はホテルのように綺麗ですし、新しい車に関しての様々な情報は、メーカーからダイレクトに流れてきますので、その点で街の修理工場は太刀打ちできません。また、保証修理などは無料点検をディーラーで受けることが条件となっていることも多く、ディーラーでなければ保証修理を受けることができない場合が殆どです。今回、特にエアコン修理のような金額が張る修理の場合はなおさらです。ちなみに皆様に知っておいて頂きたいのでしつこく書いてみますが、30年くらい前、自動車ディーラーの工場は来る者拒まずのイケイケ状態でした。工場のサービスフロントは、板金の見積もりを品番から何から全て、手書きで書いていました。朝から晩まで電話、見積もり、接客、と、この業界で一番大変なのが、工場サービスのフロントさんだと私は未だに思っています。時代は変わったものです。

妻の助言

 私は悩み事があると、ストレスが溜まり、変な顔になってしまいます。今回もおそらく十万以上かかると見ているこのエアコンの修理をどうするか、内心途方に暮れていました。必然的にカミサンの言うところの「変な顔」になってしまい、家族の雰囲気が乱れかけます。必死に感情を抑えれば抑えるほど、おかしな顔になっていくようです。私は2日位かけ、ゆっくりと考えて、車を買い換えるのではなく、エアコンを修理に出すのが一番だとの結論に達しました。どこが悪いのかをまず特定してもらい、いくらかかるのかを正式に見積もりしてもらった上で、金額によってはお金を借りてでも修理するのが最善だという結論になりました。カミサンも私の判断に同意してくれました。

ご近所の修理工場へ

 とにかく、車をどこかへ持って行き、症状の特定と修理の見積もりをしてもらわなければなりません。ネットの情報によれば、エアコンのランプが点滅しているのは、コンプレッサーが悪いという状態の場合が多いようです。仮にコンプレッサーを取り替えるとなると、リビルト品を使い、出来るだけ修理費用を安くしたいと思ってしまいます。ディーラーがリビルト品を使ってくれるのかどうか、電話をして聞くのも面倒なので、やはりディーラーに出すという選択肢は消えました。次に、以前お世話になっていた修理工場へ出そうかと考えました。しかし、今現在、毎日朝は5時前に家を出て、夜は6時過ぎに家に帰ってくるというバイト生活では、この修理工場を使うことができません。使うとしても、代車をもらったり、引き取りや納車にムリを聞いてもらわなければ、修理することができません。これはお互いにあまりいい状態ではないので、この選択肢も消えました。さて、どうしましょう。
 「そういえばあそこに工場あるよ。若いスタッフが多くて、いつもみんな忙しそうにしてるからいいんじゃないかな?」
 悩む私に、カミサンが言いました。私は以前から車の修理は「なじみ」の工場しか使っていなかったのですが、頭を切り換えて周囲を見てみると、我が家の近くには、何軒かの自動車修理工場があるのです。カミサンはほぼ毎日近くのスーパーへ買い物に行きますが、最後に曲がるところの角に修理工場があり、その修理得工場は小綺麗で、スタッフもきびきびと動いており、いい感じみたいだというのです。そして、最大のポイントとして、その工場は私の自宅から歩いて数分の所にあり、引き取りや納車に関しての悩みがありません。夜の6時半まで営業しているので、持って行くにせよ、引き取るにせよ、簡単にお願いすることができるのです。とにかく緊急を要する事態ですので、藁をもすがる思いで、その修理工場へ電話をしてみました。

いい感じ

 会社の代表電話には社長が出てくれました。状況を話すと「いつでも持ってきて下さい。見てみますよ」と言ってくれたので、とても気持ちが楽になりました。会社が早く終わった日に早速工場へ搬入です。社長はこの地で30年以上も修理工場を営んでいるという、60代後半くらいのとてもいい感じの人で、私の言うことを一から全て聞いてくれ、この人になら任せていいな、という気持ちになりました。「見てみないとわからないけどね、リビルト使って修理しても、5万位なんじゃないかな。明日調べて連絡しますよ」と言ってくれたので、私は心から安心しました。小さいけれど小綺麗に片付いている事務所の接客スペースで、冷蔵庫から出されたbossのレインボー、一番甘い缶コーヒーを飲み干し、事務所を後にしました。十万円コースを覚悟していたので、5万円位なんじゃないかな、というプロの言葉がとても心に染みたのと同時に、飛び込みでの突然の来客にも社長は嫌な顔ひとつせず、そればかりか今回は必要のない代車の心配までしてくれたことが、とても嬉しく感じられました。

原因は違っていた!

 「エアコンのランプが点滅するのは、コンプレッサーに何らかの異常がある証拠で、多くの場合はコンプレッサーの取替が必要」
 この情報は、症状が出てすぐ、私が自分のスマホを使い、インターネットで調べたものです。私はこの情報を鵜呑みにし、原因を自分では特定できないまま、コンプレッサーの取替をしなければならないと思い込んでいました。しかし、この近所の自動車屋さんからの返事は意外なものでした。車の中には様々な電装品がありますが、それぞれに構成部品があります。エアコンはその最たるものです。例えば、ウインカーを点滅させるためには、ハンドルの付け根から出ている、棒状のスイッチを操作しますが、その操作スイッチ以外にも、ウインカーの点滅を制御しているリレーという部品があります。エアコンも同様で、室内の温度を一定に保つため、車内温度を感知し、自動でスイッチを入れたり切ったりするリレーが何カ所かに取り付けられています。今回は、この「リレー」という部品が劣化によって正常に作動しなくなったという故障でした。私が思い込んでいたコンプレッサーの取替だと費用がかさんでしまうのですが、このリレーを取り替えるだけなら、一つ数千円で済みます。結局、三つあるリレーを全て新品に取替え、修理代は考えていた予算の十分の一程度で済みました。

酷使される車のエアコン

 車のエアコンは、夏はもちろんのこと、冬も曇り止めとニオイ発生の防止を兼ねてスイッチをオンにしている方も多いと思います。日本製のカーエアコンは「壊れない」と、世界から評判の高い、私たちが自慢できる良品ではありますが、使っているうちに修理が必要な状態になってしまう場合があります。これは、仕方ありません。今回は、私の担当車であるダンプトラックも自家用車も、簡単な修理で冷えの機能を回復することができましたが、コンプレッサーが壊れたり、見えない所に隠されているエバポレーターという部品が壊れてしまったりすると、それこそ十万オーバーの修理となってしまいます。今の車はボンネットを開けただけではコンプレッサーも見ることができませんので、原因を特定するための作業を依頼するだけでも、「診断料」という名目のお金が必要になるかもしれません。私は実際に十万円以上の出費を覚悟しましたが、その時同時に、車を売るとしたらいくらで売れるのかを知りたいと考えていました。仮に15万円もかかるのであれば、修理に必要な15万円と、今の車の売却代金を頭金にして、小さな軽自動車の新車に買い換えれば、3年のメーカー保証の付いた新車に乗り換えることができると考えていました。軽自動車なら自動車税も安いですし、タイヤやバッテリーなどの消耗品も、普通車の6割程度の出費で買うことができます。車検費用も安いです。今回私は簡単に修理ができましたので使いませんでしたが、エアコンの高額修理費用に悩んでいる方は、是非、今の車がいくらで売れるのかを視野に入れた上で、修理を検討されることをお勧めします。

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