車の修理見積もりが高い理由。その修理、するべきでしょうか?

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車の修理見積もりが高い理由。その修理、するべきでしょうか?

車の修理見積もりが高い理由。その修理、するべきでしょうか?

 調子よく乗っていた車でも、突然壊れることがあります。新車で買い、保証期間内であれば新車の保証で修理することができます。しかし大抵の場合、高額な修理となるような故障は、新車の保証が既に切れている場合に発生します。あなたもそうでしょうか?車の修理は、部品代と工賃とで構成されています。かつて私は自動車ディーラーに勤務していましたが、その時は部品代は7掛け、工賃は大幅な社員割引きで修理をする事ができました。もう30年以上前のことですので、参考にはならないかもしれません。でも、このように、特に費用が高額になってしまう整備の場合は、価格を交渉することはできますし、やってみる価値はあると思います。車の修理をするために使う部品には仕入れ額があります。部品にもよりますが、純正部品と比較的価格が安い社外品があります。通常整備の場合は定価で計上されますが、一般の修理工場であれば汎用部品を使う事で部品のコストを抑えることができる場合があります。例えばですが、私の車ランドクルーザーのオイルフィルターの純正部品は、通販の価格で見ると1650円ですが、純正部品ではない汎用品だと701円で購入することができます。これはオイルフィルターという、よく使われる部品という事もありますが、純正品と汎用品を比べると、4割以上安いというものもあるのですね。もう一つの例ですが、整備には欠かせないブレーキフルード、ブレーキオイルでは、1リットル2061円なのに対して、とある通販サイトでは汎用品が744円で販売されています。純正部品は安心だという人も多い反面、ブランド料金が加味されていますので値引きはなく、当然価格は高くなっています。このケースだと、純正の36%の価格で、汎用ものが買えるということになります。整備に使う部品や油脂類を汎用品でお願いすることができれば、修理のコストダウンができるかもしれません。しかしこの方法は、当然ですが自動車ディーラーでは使う事ができません。

工賃は機械的に算出されるもの+アルファ

 今は工場の清算業務は、全てコンピューター化されています。例えば「ウォーターポンプ取替」という作業に対しての工賃は、あなたの車の型式に対して自動で計算され、見積書に表示されます。通常はこの価格が提示され見積もり額となっていますが、ソフトにはもちろん、工賃を修正できる機能があります。工賃があまりにも高い場合は、私でしたら丁寧にその価格が出ている経緯を確認するとともに、値引きをお願いします。その際にも、こちらの都合ばかりを言うと嫌われてしまいますので、やんわりとお願いしてみて下さい。この先もお付き合いをしていきたいと思っている事や、車検の友人がいたら紹介したい、などと上手に話をしてみて下さい。この辺りは、あなたと担当者とのやり取りになります。工場側としては、裏を返せば「利益をどこまで削れるか」という事になります。商売第一に生きているのか、それとも商売は二の次で他人に優しい側面が出てしまうのか、はたまた将来の紹介を見込んで、今、あなたに値引きと言う形で投資してくれるのか、担当者の人となりや、経営の考え方が出る場面だと思います。

どうにもならない場合

 例えば、いくらお願いをして切り詰めてもらった所で、どうにもならない場合もあると思います。例えばエアコンが全く機能せず、全てを修理するなら30万円かかると言われる場合もあるでしょう。ウォーターポンプが壊れたので、ついでにタイミングベルトも交換し、そのまたついでにテンショナーを取り替えれば、あれやこれやですぐに10万円を超えてしまうでしょう。値切る方としても精神力が必要ですし、ある程度の所まで価格が下がれば、それ以上安くなることはありません。そんな時には一度、今の車がいくらで売れるのかを確認してみましょう。修理に30万円かけようとしている車が50万円で売れるとしたら、80万円の頭金が出来るのと同じになります。これだけ頭金があれば、3年間は車検のない、メーカー保証の付いた新車を買う事ができるかもしれません。今は便利なシステムがあり、あなたの車のメーカー、車名、型式、走行距離を入力すると、同じ車が今、中古車オークションではいくらで売買されているのか、直近のデータを知ることができます。査定がないかもと諦めてしまってはいけません。こちらの一括査定サイトには様々な業者が集まっています。一度の入力で、沢山の業者に問い合わせを投げかけることができますので、価格を比べてみることができます。是非、こちらも利用なさってみて下さい。

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