元RVランド町田スタッフが語る、ランクルプラドを高く売る方法 20万キロ、錆び、凹みがそれ程関係なく、高く売れる理由とは?

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ランクルプラドを高く売る方法 20万キロ、錆び、凹みがそれ程関係なく、高く売れる理由とは?

ランクルプラドをボコボコの市場コースで試乗してもらうと同時に、販売もしていました

 ランクルプラドは、実はマニアにとってかなりコアなランクルです。突然こんな話をしてしまい申し訳ございません。私は現在もランクルの40を所有し、通勤で毎日このランクル40に乗っている根っからのランクルマニアです。そして、ランクルプラドが70バンからコイルスプリングを纏って誕生した時には、日本で二番目に大きい自動車ディーラーで、RV車や4WD車、キャンピングカーを専門とする、当時はかなり珍しい拠点のスタッフに抜擢され、皆様にRV車の楽しさをご案内する仕事をしていました。まだSUVとは言っていなかった頃です。研修時には実際にランクル80を製造していたアラコさんに行ったり、さなげアドベンチャーフィールドさんで試乗コース、転倒くんの勉強をしたり、塩尻のアイバワークスさんに行って各車両とフロントグリルガードとのベストマッチングを、新車販売前提のディーラーのスタッフとして考えたり、今はなき相模原のセントラル自動車にて、キャンピングカーやカルディナフイールドハンターなどの特装車の製造工程を勉強したり、ランクルを扱う日本一のディーラーで、普通のスタッフでは体験できない、このようなかなり特殊な経験を積んで来ました。敷地にはRV車を実際に走らせることができる、山ありボコボコありの試乗コースがあり、ここでは惜しげもなく、新しく1KZ 3000ディーゼルが搭載されたランクルプラドが試乗車として使われ、下回りがボコボコになって、お客様から「こりゃ、もったいないねぇ」と何度も言われたりしたものでした。また、当時の朝の看板番組、めざましテレビが生放送でやってきて、私の実家には当時の小島奈津子さんの色紙が今でもあります。このように、ランクルプラドに関わる仕事を長い間してきたことと、同時に個人でも複数車を所有し、いかに安く買って高く売るかをいつも考えて実践していたことや、この現場に入る前には、ディーラー系の中古車マイカーセンターに勤務していたこともあり、相場や売買の知識はそれなりに身についています。話がそれて申し訳ないです。このような経歴を持つ私ですが、信頼いただけたのであれば、どうか読み進めてみて下さい。

70バンを乗りやすくしたのがプラド

 プラドの歴史を簡単に振り返ってみます。当時のランクルは全てのラインアップでかなり武骨なイメージでした。現在私はランクル40を所有、維持していますが、部品は日本よりも海外の方が手に入ります。このことからわかるように、当時のランクルは、日本国内よりも海外での需要の方が高かったのです。言い換えるなら、トヨタはランクルを日本の市場では積極的には販売していなかったのです。日本のランクルはあくまでも4ナンバー、商用車であり、長い歴史の中でもこの域を出ることはありませんでした。しかし、時代が少しずつ変化を見せます。いすずが、昭和56年にロデオビッグホーンという車を発売します。当初はこの車も4ナンバー登録でしたが、昭和59年に5ナンバーのワゴンを発売します。当時人気のパジェロは、4ナンバーが昭和57年発売、翌昭和58年に5ナンバーモデルを発売し、大ヒットします。トヨタもこのブームに乗り、ハイラックストラックをベースにしたワゴンタイプの車、ハイラックスサーフを、同じ昭和59年に発売し、これが想像を超える台数を販売することになったのでした。
 この流れに乗るように、ランクルにも国内需要に向けたメスが入ったのです。当時発売されていた、私の所有する40の後継である70シリーズに、SX5 というシリーズが誕生しました。これは、ランクルの武骨なイメージはそのままに、足回りとサスペンションとシフトチェンジを、乗用車向けに改造したような感じのモデルでした。私はこのモデルの展示車両を、忘れもしない、東村山のお客様へ販売したことがあるので、ハッキリと覚えていますが、ようやくトヨタも5ナンバーの4WDを製造するようになったんだな、と、心から思ったものです。ちなみにこれはまだプラドとは呼ばれていませんでした。その後、70バンをベースに、これも足回りとシフトチェンジと余裕の居住スペース、そして念願の5ナンバー登録を実現した、4ドアセミロング70ライト系ワゴン「プラド」が誕生することになったのです。

70バンとプラドを差別化する人たち

 実際にお使いの方に言わせればどうでもいいことなのですが、私たちランクルマニアはへそ曲がりが多いかもしれません。というのは、日本の市場に合わせて、70バンの武骨なイメージから改良されてしまったランクルプラドは、ランクルではない、などという人が多かったのです。実際に私もそう思い続けている一人ですし、自動車販売会社を経営している人たちや、中古車販売を手掛けている人たちの間でも、この思いは未だに根強いのです。そしてこの事実が、最終的にあなたの持っているランクルプラドの価格に、とんでもない影響を及ぼすことになるのです。実際問題、私もこの現象には驚いている一人です。解説しましょう。

70バンが高騰

 この思いが中古車市場全体にあります。自然な流れとして、本物のランクルだ!などと言われている70バンの価格が高騰します。現に今でも、70バンの程度の良い車だと、乗り出し価格で250万円以上します。製造打ち切りから数十年が経過している車なのに、インパクトが強いが故、その価値が下がっていないのです。中古車販売店の方々は程度の良い70バンを展示場に並べたくても、オークションでとんでもない価格で取引されているので、買うことができません。そしてここからが本題です。この、70バンの高騰が、プラドの価格にこんな現象を起こしているのです。

プラドに着目が集まる

 程度の良いランクル70バンは、市場ではもはや手に入らないという感じの状況となりつつあります。かつてのトヨタ2000GTがそうなって行ったように、おそらくこの先は相場が上がり続け、中古車を扱うお仕事の方々にとっては買っても高すぎて儲けが出ない状況となります。それならと着目されたのが、プラドなのです。プラドは、70バンに比べると、圧倒的に流通量が多く、程度の良い車も多いのです。ぱっと見は、4ドアセミロングで、70バンとそれほど変わりはありません。武骨な70バンに比べて乗り心地も良いし、オートマチックで運転操作もしやすいし、乗用車登録なので買うのにも抵抗がない。そんなことから、70バンの人気がそのまま、いや、だんだんと、プラドに移行してきているのです。そしてこうなると、70バン同様に、中古車市場での相場が上がり始めます。70バンほどではないものの、店頭の小売価格では100万後半のプライスとなるタマも出てくるなどという、見逃せない市場が形成されているのです。

高く売れる 買い叩かれないために

 これは、日本国内での小売りでのお話ですが、もともとランクル全ては、海外で高い人気があります。20万キロだろうが、50万キロだろうが、オイルが漏れていようが、ぶつかっていようが、雨漏りがしようが、車検が通らないと言われていようが、ぶっちゃけた話、走ることができなくても、海外では高く売れるのです。プラス、このように、国内でも売れるのです。各業者は、悪い言い方をすれば、あなたのプラドを手に入れればめちゃくちゃに儲かる状態なのです。そして、ユーザーの方々はこの事をご存じないので、「いくらでもいいから売れればいいな」的な状況で、買取に出されます。買う側は儲けたいので、相手の様子を見ながら、「年式も古いですし、距離も走っていますし、ぶつかっていますし、修理が必要ですし」などと言いながら、10万円程度の価格を提示してくるかもしれません。でも実は、あなたの車は海外に持っていくと100万円で取引される可能性を持っているかもしれないのです。これはあくまでも、状況を分かりやすく説明した一つの例ですが、自動車買取の世界では、このような状況が常に起こっています。私たちユーザーは、実際に取引されている相場を知ることができないからです。でも、相場がわからなくても、実際に高く売れる簡単な方法があります。

一度の入力で、最高額が提示されるシステム

 今までは、買取業者に一括査定を申し込むというシステムが主流でしたが、この方法は、沢山の業者の相手を自分一人で行わねばならないことから、電話がジャンジャン鳴ったり、しつこい営業が続いたりと、少々売る側にとっては大変な面がありました。しかし、こちらのシステムでは、一度あなたの車の情報を入力し、指定された場所で査定をするだけで、セリにかけてもらうことができます。参加業者も、大きな業者から街の中古車屋さんまで幅広く集まっているので、おそらくあなたのプラドには、びっくりする価格が提示されることでしょう。ただし、この方法、少しだけ時間がかかるということがありますので、その点を克服できるのであれば、この方法が現時点では高値を出すのに最も見合った方法です。
⇒ 車の買い取り査定サービス UcarPac

従来の方法も健在

 しかし一方で、従来の一括査定の方法も魅力的です。こちらのカーセンサーなら、備考欄がありますので、そこで「連絡はメールでお願いします」と記入することもできます。また、ニッチなニーズを期待している、街の小さな自動車屋さんが沢山登録していますので、これだとハマった時には、死に物狂いで買取にかかってきてくれますので、その辺りも期待できるかもしれません。
⇒ カーセンサー.net簡単ネット査定

 あなたのランクルプラドが、高額で売れることをお祈りしています。ここまでお読みくださり、ありがとうございました。最後にもう一回、こちらは私も本当に驚いた、高値が期待できる、これなら叩かれるなどということが考えられない、納得のシステムです。是非一度、ランクルプラドを高く売りたいのであれば、ご利用なさってみて下さい。
⇒ 車の買い取り査定サービス UcarPac

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