軽自動車を中古で買うと損するの?

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軽自動車を中古車で買うと損をするのでしょうか?軽自動車は少し前までは100万円も出せば新車が買えると思っていたのに、中古車で80万円も90万円もするものが出てくるようになりました。得なの?損なの?

軽自動車を中古で買うと損?

軽自動車は少し前までは100万円も出せば新車が買えると思っていたのに、中古車で80万円も90万円もするものが出てくるようになりました。また、最近よく見かけるようになった届け出済み未使用車であれば、150万円以上する車もあります。届け出済み未使用車は別として、軽自動車を中古車で買うのは果たして得なのか?損してしまうのでは?という素朴な疑問にお答えします。

軽自動車の歴史

軽自動車というと、皆様どのようなイメージをお持ちでしょうか?何を隠そうこの私も、免許を取って一番初めに購入した車が軽自動車でした。360ccのちっちゃなナンバープレートをつけた、マッチ箱のような初代ホンダステップバンから、私のクルマ人生はスタートしました。私の場合は、当時の決まり、「自宅から半径500m以内に車庫を確保する」という条件をクリアするのが難しく、どうしても数キロ離れたところに確保するしかなかったので、軽自動車を選ぶしかなかったのです。軽自動車は日本独自の規格を有する車で、排気量は当初360ccでした。その後550ccへと変更になり、更に660ccへと変更になり、今の規格が出来上がりました。戦後の日本はGHQの傘下にあり、自由に車を製造販売することは許可されていませんでした。戦前から製造をしていた車のみが細々と日本車として製造されていました。日本国内には、それ以上に、米軍払い下げの車が流通していました。この戦後の混乱期を経て、日本は様々な法律を整備、改正して行くようになるのですが、その中に自動車の法律もありました。このような経緯を経て、昭和24年(1949年)に、軽自動車は誕生します。軽自動車はかつては三輪自動車に多くみられましたが、小型自動車に比べて開発のコストもかからないことから、かつては様々なメーカーが、それこそさまざまタイプの軽自動車を製造販売していました。三輪車や電気自動車などもありましたが、淘汰を繰り返し、当時のメーカーではスズキだけが現存しています。スズキは原動機付き自転車から二輪車製造を開始し、その後並行して軽自動車を開発、昭和35年から本格的に軽自動車の販売を開始し、現在に至っています。

軽自動車の特徴、メリット

軽自動車の最大のメリットは、維持費が安いことにあります。通常の小型乗用自動車の自動車税が、1,800ccクラスの車で39,500円なのに対して、軽自動車は、2015年4月に改正がありましたが、それでも年間10,800円で済むのです。この「軽自動車の維持費の安さ」は、実は自動車税だけではありません。車検や点検、オイル交換などの整備をするにしても、タイヤを交換するにしても、バッテリーを取り換えるにしても、いずれの場合でもかなり安くて済むのです。性能的、機能的にも極限まで日本人的な改良がなされており、現在販売されている軽自動車を見て、そして乗ってみるなら、「これが軽なのか?」と、驚くに違いありません。それほどまでに、日本の環境に軽自動車は受け入れられており、今や国内の新車販売台数の約4割は中古車となっています。(一般社団法人日本自動車販売協会連合会の統計による) 地方に行けば、一家に何台もの軽自動車がガレージに、といった光景もよく見受けられます。小さな車体にかわいいデザインと、女性に人気があるのも大きな理由でしょう。かつてはナンバープレートの色などから批判を受けることもあった軽自動車ですが、今や確固たる地位を築くに至っています。この事自体はとても喜ばしいことなのですが、ちょっと困ったこともあります。実はこの「軽自動車の絶大な人気」の影響は、中古車市場、中古車の価格に影響することになってしまっているのです。

人気があるものは引き合いが強い

中古車市場の大きな特徴として、販売価格が中古車オークションの取引価格に影響される、という特徴があります。人気のある車は高く、人気がない車は安くなる傾向があります。例えば、この年式のこの車種のこのグレード、というように、ピンポイントで人気となるケースが多いのですが、軽自動車の場合は人気があるがゆえに、「軽自動車全体」として取引価格が高騰しています。具体的には、軽自動車がオークションに出品される→人気がある→高い値段で落札される→高い値段で中古車として流通する という流れが定着しています。ですので、今までの中古車のイメージ、価格設定からは考えられないような販売価格になっている場合が多くあります。これはすべて、「軽自動車全体の人気」に起因するものです。

150万円の新車 80万円の中古車 どっちを買う?

私としては、80万円の中古車を買うのなら、150万円の新車を何とか頑張って買ってほしいと思います。これにはいろいろな理由があります。まず、新車は壊れません。中古車、特に軽自動車の部品は構造上小さいので、耐久性能が若干劣ります。距離を走れば走るだけ、故障する可能性も高くなります。そして、人気の車種を新車で買えば、その次も高く売れます。ここが大きなポイントです。中古車で80万円の軽自動車は、3年乗ると、殆ど価値がなくなってしまう可能性も秘めています。これは相場によって変化しますので一概には言い切れませんが、3年後に価値がなくなってしまったとしたらどうでしょう。寂しい限りですよね。

届け出済み未使用車 という選択

軽自動車は値引きもそれほどありませんので、どうしても買えない、という方には、届け出済み未使用車、という車をおすすめします。これは、新車にナンバープレートが付いただけの状態で販売されている、新車同様の中古車のことです。新車の販売店はある程度の在庫をあらかじめメーカーから仕入れて在庫していますが、その在庫を決算で処分します。具体的にはナンバープレートを取り付けて自社名義で登録し、中古車として販売します。車の状態は新車同様、ナンバープレートが付いているだけの車です。新車購入時には重量税が必要ですが、この重量税はすでに販売店が負担していますので、必要ありませんし、取得税も一度ナンバーが付いた車は新車時よりもかなり安くなります。保証も、近くのディーラーで継承手続きをすることによって、新車と同じ保証を受けることができます。この「届け出済み未使用車」は人気があり、市場に出てくる、インターネットの広告に出てくる前に、売れてしまう場合が殆どです。では、あなたは買えないのか、というなら、決してそんなことはありません。こちらでは、未公開在庫として、沢山の「未届け出済み未登録車」を確保しています。スマホやPCから簡単に問い合わせができますので、是非一度、「届け出済み未使用車」の在庫をお尋ねになってみて下さい。

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