仕事がない 都会へ行きたい 都会生活はデメリットをよく考えて決断を

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仕事がない 都会へ行きたい 都会生活はデメリットをよく考えて決断を

仕事がない 都会へ行きたい 都会生活はデメリットをよく考えて決断を

地方から都会に出ようと思っている貴方、都会には仕事があるから生まれ育った地方都市を離れようと思っている貴方、都会での生活は確かにあなたの想像されている通りですが、あなたの目に見えない所での隠れたデメリットも存在します。私を含めた地方生活者が「当たり前だ」と生まれながらに思っている事柄が、都会での生活には全く存在せず、結局は都会暮らしに挫折して逆もどり、という事になっているケースも数多く見られます。対策とかいう大げさなものではありませんが、都会で暮らそうと思っている方、どうしようか決めかねている方、ご一読いただければ参考になるのではないかと思います。

最大の特徴

都会の最大の特徴は、狭い土地に考えられないような数の人が住んでいるということです。例えば東京都の場合、総数では統計がよく出てきますが、仮にあなたが都市部と言われる東京23区に住んでみたとしましょう。ちなみにこの23区、東京都の地図を思い浮かべて欲しいのですが、あの小さな東京都の、更に小さな部分、右側の半分よりももっと小さな部分、右側から5分の2程度の部分に該当します。東西約30キロ、南北約40キロ程度のこの小さな東京都区部に、2015年現在で927万人が生活しています。東京都区部の広さの合計は619平方キロメートルしかありません。青森県の青森市の広さが824平方キロメートルですから、どれだけ狭いかがお分かりいただけると思います。ちなみに青森市の人口は30万人、青森県全体の人口が138万人ですから、いかに東京都区部に人口が集中しているのかがおわかりいただけるかと思います。

便利なところ

小さな範囲に生活に必要なものの全て、および都市機能が集中していますので、どこへ行くのにも簡単にアクセスすることができます。電車やバス、タクシーや地下鉄などの公共交通機関が発達しており、どこへでも徒歩で行くことができます。新宿や渋谷などで夜12時過ぎになっても、場所によっては自宅へ電車で帰る事ができます。東京のお年寄りはよく歩くとも言われていますが、これは若いころから階段を上ったり下りたりと、歩くことに慣れているからなのだと思います。各都市にそれぞれの機能がありますので、生活をはじめると、その都市内と勤務先との間で生活するようになるでしょう。23区なら、全ては徒歩か自転車で用事を片付けることができます。

あまりよくないところ

あまりに狭い範囲内で沢山の人が生活していますので、いろいろな弊害が生じています。特に地方から出てきた方には、全てが小さくコンパクトに感じることでしょう。コンビニの大きさ、お店の大きさ、全てが地方都市よりも小さくできています。もちろん生活するスペースも同様です。小さい割に23区内であれば家賃は割高です。世田谷区の家賃相場は、人気の1LDKで平均13.64万円、家族向けの3LDKともなれば、平均21.19万円などとなっています。(当サイト調べ。家賃は平均ですので、安い物件も高い物件もあります) 万が一の災害発生時には、人口の多さから避難所等の設営や運営がどのようにできるのか、少し心配になってしまいます。電車をはじめとする公共交通機関は確かに発達していますが、電車の運行本数には限りがありますので、その分通勤通学のラッシュが激しく起こります。これは地方都市からいらっしゃった方にはカルチャーショックとなる事の一つです。普段皆さんは、他人と接触することなどないと思いますが、狭い東京都市部23区内では、歩いているだけで人とぶつかりそうになりますし、電車内では言うまでもありません。

駐車場が高い

あなたは地方都市で、車をお使いでしょうか?バイクを使うからいいとお考えですか?例えば世田谷区などの都市部では、バイクも駐車場が必要な所があります。バイクの駐車場でも、月に4千円から1万円位します。都市部ではバイクの所有にもお金がかかり大変です。世田谷区では、場所にもよりますが、月極めの駐車場が1万円台後半から3万5千円位します。今までと同様に車を使おうと思っているのなら、高い家賃と合わせて、高い駐車場代を覚悟する必要があります。実際問題として、都市部では自家用車は必要ないかもしれません。地方都市ではどこへ行くにも一緒だった車ですが、都市部であれば全て公共交通機関で用を足すことができるからです。自家用車に乗ってコンビニに出かけるのが日課だったかもしれませんが、コンビニにも歩いて行くのが、都会での暮らしなのです。どうしてもマイカーを使いたいと考えているなら、レンタカー、あるいは、カーシェアリングがおススメです。地方都市では一人に一台自家用車が当たり前でしたから、当然カーシェアリングも普及していませんが、都市部ではかなり普及が進んでいます。毎月駐車場代を払い、2年に一回車検をして、毎年自動車税を払い、毎年使わないことを願いながら自動車保険に加入し続けるのは、都会暮らしでは無駄使い以外の何物でもありません。仮に車を所持しても、地方都市のように大らかに停めることはできません。左右数センチのギリギリのスペースに毎回苦労しながら停めることになりますし、出かける際にも縦列駐車で路上に停めることがしょっちゅうあります。そして、車で出かけた時には、ほぼ全てのケースで、かなり割高な駐車場代が必要になります。これもまた、地方と都市部での大きな以外の一つですね。

車所持に関しての結論

 車に関してですが、都会に持って行きたい気持ちはわからなくもないですが、所有していること自体が、かなりもったいないという状態になります。現在車をお持ちなら、一度売却し、都会で生活をはじめてみて何とかいけそうだったら、再び購入すればいいでしょう。車が必要になる時もあるとは思いますが、その時にはレンタカーやカーシェアリングを積極的に利用しましょう。特にカーシェアリングはスマホで簡単に予約、操作ができることもあって、都市部で人気となっています。使いたい時だけ使える、料金も割安な、カーシェアリングをおすすめします。
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