運転手と高血圧

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運転手と高血圧

運転手と高血圧

運転手は自由だけど

 運転手に憧れている人は多いのではないでしょうか?今の時代、どのような仕事に就くにせよ、対人関係や仕事上の悩みは少なからずあるものです。傍から見るなら、運転手という職業には、このような悩みは比較的少ないのではないか、と思う方が多いでしょう。確かにそうかもしれません。私はもうすでに、通算で20年もの間、運転手の仕事をしていますが、サラリーマン時代に比べると、そのストレスは少ないと言えます。でも、悩みがないわけではありません。運転手でもそれなりに悩みはあるものです。

例えば時間指定など、仕事上のストレス

 今や時代は極限まで進化を遂げています。何が言いたいのかと言うと、日本の「配送」に関する、時間指定についてです。ある程度の指定は仕方ないのかもしれませんが、今、日本では、配送の時間の指定をするのが当たり前のような状況になってしまっています。この状況は必然的に物流業界にじわじわと浸透してしまい、何を受け取るにしても、時間の指定が当たり前のような状況が一部には見受けられます。仕事の段取り上仕方ないとはいえ、配送をする側から考えてみて下さい。時間の指定があれば、積む場所を考えなければなりません。一度目の配達では居留守を使い、不在票を受け取ってから再配達を依頼して受け取る、という方もいらっしゃるようですが、このような状況が全て、運転手にとって、大きなストレスとなります。(この場合は宅配のケースですが…)スマホと通販の劇的な普及により、物量は増えたものの、細かな仕事をこなさなければならないという、難しい状況となっています。運転手不足と相まって、物流業界の深刻な課題の一つとなっています。

カラダのストレス 高血圧

 運転手は会社に所属して仕事をしています。その会社では、一年に一度、あるいは半年に一度の健康診断が法律で義務づけられています。会社は常に、運転手の身体の状態を把握していなければなりません。運ぶ物によっては、運転手の身体の不調は、大事故に繋がります。これは当然のことです。

 私の経験をお話しします。同じ仕事をしていた同僚は、前回の健康診断で高血圧と診断されていました。会社はとがめるでもなく、普通にその運転手に仕事をさせていました。ところが彼はある時突然、身体の不調を訴え、仕事ができなくなってしまったのです。少し休み、たまたま明けで帰ってきた上司がいたので同乗し、その日は何とか仕事をこなしました。でも、会社側としては、これ以上、この運転手に仕事をさせるわけには行きません。臨時として、たまたま私ができる仕事だったので、この仕事をしばらくやって欲しいと言われました。私はしばらくその仕事をすることになりました。

 その運転手は、高血圧の自覚があったものの、医者に行って治療をしていませんでした。血圧は、聞くところによれば上が220あったようです。これではいけません。例え高血圧であっても、きちんと医者に行き、投薬治療を受けていれば、問題はないのです。この運転手は、自分の身体に対する自覚、意識が足らなかったのです。

 会社側としても、医者に行き、薬を飲み、実際に血圧が下がるまで、乗務させることは出来ません。実際にそうなりました。車庫の配車係から「明日からは車に乗らないで、医者に行き、治療に専念して下さい」と言われた同僚は、言われた「明日」になっても、出社する事はありませんでした。
 

実際問題、時間がない

 トラックの仕事はピンからキリまでありますが、どの仕事でも、簡単に休みが取れる訳ではありません。自分が休めば、誰かに負担がかかります。それを考えると、思うように休めないという方が多いのが現実です。ですが、このようなケースの場合は、会社も協力し、何とか医者に通わせてあげなければなりません。この運転手も、自分から医者に行きたいと申し出れば、会社側も対応できたのでしょうが、彼はその必要性を自覚しておらず、結果として私が代わりに彼の仕事を行うことになりました。

現場に入れない

 ダンプの運転手をしていた時、厳しい現場では新規入場の際に血圧測定がありました。私の上司はその時の血圧が150以上あり、現場に入り仕事をする事ができませんでした。このように、高血圧がある場合は、医者に行って薬を飲む必要があります。これが嫌な場合、自分で何とかできると思っている場合は、それなりに説明した上で、会社側を納得してもらわなければなりません。ちなみに私は通算で100を超える現場に出入りしていますが、実際に血圧の測定があったのは、その中の二つの現場です。

自覚症状がない

 高血圧は、往々にして自覚症状がないものです。そのための会社の健康診断なのですが、例え高血圧の状況でも、「自分は大丈夫だ」と思っている人が多くいます。これは大変危険です。具体的には、上の数値が140以上、下の数値が90以上であれば、高血圧と診断されます。年だから仕方がない、とつぶやいている人が多いですが、これも厳密に言えば間違いです。確かに加齢は高血圧の原因の一つですが、高血圧になる大きな要因は、自分の身体の血管にダメージを与えてしまう生活習慣を長い間続けているということにあります。

運転手の生活習慣は危険

 運転手はたばこを吸う方が多いです。お酒が好きな方も多いです。必然的に運動不足になりがちです。コンビニなどでの食事が増えるために、野菜の摂取量が減り、一方では手軽なカップ麺などで済ませる事が多くなります。カップ麺は手軽な食べ物ですが、反面、健康面で見れば塩分が多いことで有名な食品です。これらが総合的に重なり合って、高血圧を引き起こします。この習慣を変えることができればいいのですが、なかなかどうして、生活習慣を変えるのは難しいものですよね。ですから、何とか時間を取って、医者に行き、薬を飲んで血圧を下げることが推奨されているのですね。

メンドクサイけど何とかしたい

 確かに医者に行くのはメンドクサイです。でも、会社側としては、何とかしなければ車に乗せられないというジレンマがあるでしょう。用は、あなたの血圧が測定時に下がっていればいいのです。これは、何も薬の服用に限ったことではありません。あなたが何かに取り組んで、その結果、血圧が下がればそれでいいのです。通院と投薬治療は大変ですが、今は薬とは少し違う、健康食品なども販売されています。このようなサプリメントを継続的に摂取し、様子を見てみるのも一つの方法かもしれません。お医者さんの扉をたたく前に、一度試してみるのもいいかもしれないですね。通販で簡単に注文できて、自宅に届くのも大きな魅力です。

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